「発寒川」

個人的には、かつて住んでいた八軒にあるのが「発寒川」だと思っていたが、あれは「琴似発寒川」というのだそうだ。
いわく、「琴似発寒川はもともと発寒川の一部であり、1本のつながった川でした。しかし1887年(明治20年)に新川が開削されると、新川を境に琴似発寒川と発寒川に切り離されました。」ということで、
自分が子供の頃に住んでいた時には、すでに「琴似発寒川」だったわけだ。みんな単に「発寒川」と呼んでいたはずだが。
小学校の地域史で、「発寒川は現在、下流で新川になったが、昔は石狩のほうへ蛇行していました」と習ったと記憶している。
しかし実際はそうではなく、伏古川とともに茨戸川に合流、茨戸川は石狩川から切り離されているから、最後は放水路で石狩湾へ、というコースなのであった。

というわけで、新川を出た発寒川は北東へ向かい、石狩南高校付近にて石狩市と札幌市の境界線となる。中央バス・14 花川南団地線などが川を渡る。

05/30/2020
06/07/2020 – 発寒川よりやや麻生寄りにある別の水流だが、最後は発寒川へ。

更に東側では、石狩の「緑苑台」と札幌の「屯田」の間を流れる。「郷土誌から読み解く地域歴史情報」によると、「緑苑台」は平成初期にできたニュータウンとのこと。この地区を通るバス路線は、中央バス・麻08 緑苑台線である。

08/15/2020