「篠路」

篠路白書」によると、江戸時代から開拓がはじまっていたそうだ。
JR篠路駅は昭和時代の駅舎が使われている。苗穂駅が高架化した今となっては貴重だと思う。
駅付近には昔ながらの商店や小工場、倉庫群がある一方、宅地化も着実に進んでいる。
今後、篠路駅の高架化・駅前再開発がすすめられていくようだ。
篠路駅にはバスの乗り入れはなく、中央バス・麻27 篠路線栄21 栄町・篠路線などの「篠路駅前」は駅から少しだけ離れた場所にある。

12/13/2020 – 住宅街の遊歩道

付近にはかつて歌手・「篠路圭子」の看板があった。驚嘆すべきことに「しのろ」ではなく「しのじ」と読む。篠路出身である。

札幌川の隣駅の「百合が原」近くには「烈々布会館前」という停留所がある。「烈々布」は「れつれっぷ」と読む。アイヌ語に由来する地名というが、現在は公式地名としては使われていない。
北区のサイトでは「凍てつく原野をほうふつとさせる」といっているが、ここを訪れた日はまさに吹雪で「烈風」をくらった感じではあった。

12/19/2020 – 百合が原公園東口付近

伏古川をわたって当別側の隣駅「拓北」は、かつて「東篠路」駅といった。

11/21/2020 – 伏古川を渡る鉄道橋を望む
11/29/2020 – 宅地化が進んでいるが空き地もみられる。
11/29/2020 – 南方では伏古川と篠路新川が合流する。