NRHPはWikipediaのリストに載っている。
Thomas Cook House
1850年頃に建てられたGreek Revival様式の家。Thomas Cookは地元の農家で、このWest Somerville地区は、Tufts Universityが設立・拡大するまでは、それほど都市開発はされていなかったのである。
House at 72R Dane Street
1790年頃に建てられたAmerican colonial/Federal styleの家。Dane Stから奥まった場所にあるのは、道路がのちの1845年にできたからである。
House at 6 Kent Court
1750年頃に建てられたGeorgian styleの家。20世紀なってから現在地に移転したと考えられている。
Charles Schuebeler House
1860年頃に建てられたItalianate styleの家。Charles Schuebelerは宝石商だった。
Cooper-Davenport Tavern Wing
1757年、Jonathan Cooperという人物がPorter Squareの近くにTavernを開設。交通の発達に伴い、のちのオーナーのJohn Davenportがこのウィングを増設した。しかし1880年代には建物も傷み、1757年の建物は破壊されウィングだけが現在地に移設されている。
House at 35 Temple Street
1750-80年に建てられたGeorgian styleの家。しかし2002年に火災により破壊されてしまい、同地には新しい家が建てられた。
George Loring House
1895年頃に建てられたShingle styleの家。George F Loringが自分のために設計して建てたもの。
Samuel Gaut House
1855年頃に建てられたItalianate styleの家。Samuel Gautはパン屋だった。
House at 25 Clyde Street
1850年頃に建てられたレンガ工場労働者の家。当時、このあたりには多くのレンガ工場があった。家は2014年に大幅に改装され、元の姿は下部の茶色い部分に見て取れる。
Amos Keyes House
1860年頃、物産仲買人Amos Keyesにより建てられた。Greek RevivalとItalianateの双方の特徴を持つ。
Samuel Ireland House
1792年頃、農民Samuel Irelandにより建てられた。East Somervilleの記録上は最古の家という。
House at 81 Pearl Street
1860年頃に建てられたItalianate styleの家。East Somervilleにできた労働者の住居の例といえる。
Charles Williams House
1848年頃、帽子屋のCharles Williamsのために建てられたItalianate styleの家。Charles Williams Jr.は彼の息子。
House at 10 Arlington Street
Walter J. Squire Houseとも呼ばれるItalianate/Queen Anne styleの家。1885年の建築。
House at 29 Mt. Vernon Street
1840年代に建てられたGreek Revivalの家。この通りの家の中では小ぶりな家とされる。
Mount Vernon Street Historic District
この地区には19世紀後半に建てられた様々な様式の家がある。Mt Vernon Stは1845年、当時Charlestownを横切りボストンに通じる鉄道の近くに敷設された。
Daniel Worthen House
建築年代は明記されていないが、18世紀後半から19世紀に建てられたと思われるGothic Revival stylingの家。Daniel Worthenは蒸留酒製造業者であった。
Gustavus G. Prescott House
1840年代に建てられたGreek Revivalの家。オーナーのGustavus PrescottはCharelstownの商人で、ここでは宿屋を経営していたといわれている。
House at 343 Highland Avenue
1880年頃のQueen Anne styleの家。ボストンへの通勤者用の家として建てられた。
H. Warren House
1870年頃に建てられたSecond Empire styleの家。戸棚職人のJ. K. Mooreのために建てられたと考えられている。
Elisha Hopkins House
1868年頃のItalianate styleの家。Colonial Revivalのポーチが加えられている。船長Elisha Hopkinsのために建てられた。
House at 21 Dartmouth Street
1890年頃に建てられたQueen Anne styleの家。この地区の開発業者の一人、Rufus Stickneyのために建てられたと考えられている。
Otis-Wyman House
1883年頃に建てられたQueen Anne stylingの家。最初は戸棚製作者のWilliam R. Otis、のちにレストランオーナーのCharles B. Wymanが住んでいた。
Peter and Oliver Tufts House
1714年頃に建てられたWinter Hill地区では最古の家。1775-6年にはCharles Leeの指揮する大陸軍の司令部となった。1778年にPeter Tuftsの孫のPeter Tuftsがこの家を入手し、20世紀までTufts家のものとなっていた。1820年代、女優Charlotte Cushmanは「Oliverおじさんの家」と呼んだこの家で、子供時代に祝日を過ごしていた。
Charles Adams-Woodbury Locke House
1840年頃に建てられたGreek Revivalの家。Charles Adamsは農家、州議会議員、Quincy Marketのテナントでもあった。のちに住んでいたWoodbury Lockeはボストンに通勤する皮革商人であった。
Wright House
1892年に建てられたQueen Anne styleの家。設計者はShepard S Woodcock。所有者のWalter H. Wrightは牛乳缶の製造業者であった。
Parker–Burnett House
1873-4年頃にSilas Parkerにより建てられたItalianate styleの家。完成後、彼はこの家を鍛冶屋のJames Burnettに売却している。
House at 49 Vinal Avenue
1894年頃に建てられたColonial Revival/Shingle stylingの家。
House at 42 Vinal Avenue
1895年頃に建てられたShingle styleの家。この頃のProspect Hillはボストンへの通勤圏内として、ファッショナブルな家が多く建てられたという。
A. L. Lovejoy House
1870年代初頭に建てられたSecond Empire様式の家。Alvan Lovejoyはボストンで’fancy goods’を売る商人で、おそらくUnion Squareから汽車通勤していたと思われる。
Louville V. Niles House
1890年にボストンの開発業者Louville Nilesにより建てられた。Prospect Hill地区のこの時期の家としては最後のものの一つ。ちなみに所在地のMunroe StはRobert Munroeにちなんでいる。
Robert Munroe House
1849年頃に建てられたGreek Revivalの家。Robert Munroeはボストンの穀物業者であった。
Louville Niles House
1890年に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。MIT出身のEdwin K. Blankieの設計。Louville NilesはLouville V Niles Houseなどを手掛けた開発業者だったが、ここが本人の家である。
S. E. Brackett House
1880年頃に建てられたSecond Empire styleの家。S. E. Brackettは地元の商人だった。
James H. Brooks House
1880年頃に建てられたSecond Empire styleの家。James BrooksはUnion Squareの乾物業者であった。
House at 5 Prospect Hill
1880年頃に建てられたQueen Anne styleの家。
Spring Hill Historic District
市のSpring Hillにある歴史地区。18世紀後半から20世紀初頭にかけて建てられたGreek Revival、Victorian、Italianate、Gothic Revival、Queen Anneなどの様式の家が残る。Spring Hillの名前の由来は、17世紀の入植者に重宝された泉だったという。
Joseph K. James House
1893-4年にかけて建てられたQueen Anne/Colonial Revival stylingの家。Joseph Knightley Jamesは地元の石鹸製造業者だった。
C. C. Crowell House
1890年頃建築のQueen Anne Victorian styleの家。C. C. Crowellは印刷業者だった。
Lemuel Snow Jr. House
1890年頃に建てられたQueen Anne styleの家。Lemuel Snowは地元の大工で、息子のためにこの家を建てた。
House at 16-18 Preston Road
1910年頃に建てられたColonial Revivalの家。このあたりは元はGeorge Ireland所有のリンゴ園で、通りの名前も彼の妻Jane Preston Irelandにちなんで名付けられた。
Philemon Russell House
1845年に建てられたGreek Revival styleの家。Philemon Robbins Russellは付近に20haのリンゴ園を持つ農家であった。この土地は1845年、Captain Gilman Sargentにより宅地化された。もとは別の場所に建っており、現在地に移設されたものとされる。
John F. Nichols House
1890年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。
Charles H. Lockhardt House
1890年頃に建てられたQueen Anne styleの家。Charles H. LockhardtはSomervilleで成功した葬儀屋であった。
House at 197 Morrison Avenue
1860年頃に建てられたGothic Revivalの家。通りからかなり奥まった位置に建っているが、これは家が建ったのちの1870年代にMorrison Avenueが整備されたからである。
Clifton Bacon House
1887年に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。この土地はChester W. Kingsley(Chester Kingsley Houseを参照)の所有であり、1855年に開発のために区画されたものだった。Clinton Baconは彼の娘Ella Jane Kingsleyの夫であり、石炭販売業者Richardson & Baconのパートナーでもあった。