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Nobility Hill Historic District
中心街に隣接するエリアであり、19世紀後半から開発が盛んになった。靴工場の所有者であったJohn HillやH. H. Mawhinney、Tidd Tannery皮革製造会社のオーナーC. W. Tiddらが邸宅を建設した。Charles Wood House、Lorenzo D Hawkins House、Sidney A Hill House、Newton Lamson House、Franklin B Jenkins Houseがこのエリアに含まれており、他にも同時代の家が多く残る。
House at 6 S. Marble Street
1810年頃に建てられた労働者の家。Marble Stから分岐する細い砂利道がSouth Marble Stであり、やや奥に進んだ場所にある。
House at 114 Marble Street
1850年頃に建てられたGothic Victorian styleの家。
House at 391 William Street
1820年頃に建てられたGreek Revival styleの家。町の西はずれに位置する。
Williams–Linscott House
この家の最古の部分は1712年頃にさかのぼるといわれた。First Period時代の家。のちに改装が重ねられ、1850年代にはMicah Williamsがここを買い取り、Italianate styleとした。家自体は2004年に取り壊されたが、もとの家にあった一部分が残っているとされる。
Micah Williams House
1830年頃に建てられたGreek Revival styleの家。Micah WilliamsはのちにWilliams-Linscott Houseも所有した。
Silas Dean House
1840年頃に建てられたGreek Revival styleの家。
E. A. Durgin House
1870年頃に建てられたSecond Empire styleの家。E. A. Durginは地元の靴販売業者だった。
Charles Buck House
1800年頃に建てられたItalianate styleの家。この地は初期の町の中心地であり、集会所や学校があった。Charles Buckは皮革卸売業者だった人物。
Charles Gill House
1860年頃に建てられた労働者の家。Second Empire style。Charles Gillは靴職人だった。
Warren Sweetser House
1842年に建てられたGreek Revival styleの家。1890年代の改装でVictorianとColonial Revival styleの要素が加えられた。Warren Sweetserは乾物業者であり、また長い間、町の郵便局長を務めた。もとはMain Stにあったが、のちの所有者が新しく家を建て直そうとしたため、2000年に町が建物を現在地に移築した。
David Kenney House
1850年頃に建てられた労働者の家。労働者David Kenneyは1858-89年にかけてここに住んでいた。
Enoch Fuller House
1850年頃に建てられた八角形の家。Enoch Fullerは興行師P. T. Barnumの友人だった。
Benjamin Hibbard Residence
1850年頃に建てられた二軒長屋。住人として唯一名前が残っているBenjamin Hibbardは、荷馬車の御者だった。
T.U. Lyon House
1850頃に建てられたGreek Revival styleの家。T.U. Lyonはシューカッター(靴の型をとったり修理したりする職人)だった。
Thomas W. Jones House
1878年に建てられたSecond Empire styleの家。Thomas W. JonesはStonehamで最後にメジャーな靴製造工場を創業した人物。
John Jones House
1874年に建てられたItalianate styleの家。最初の所有者であったJohn Jonesは靴職人だった。
Clara Buswell House
1875年頃に建てられたItalianate styleの家。Civil Warの後、Main St沿いにこのような家が多く建てられたが、Onslow Gilmore Houseを含め、現在残っているのは少数である。
Onslow Gilmore House
1875年頃に建てられたItalianate styleの家。Onslow Gilmoreは地元の実業家で、不動産、保険、銀行などのビジネスに関与していた。
House at 107 William Street
1820年代に建てられたGreek Revival styleの家。張り出し部分にもう一つ入口があり、店としても使われていた可能性が指摘されている。
Samuel Chamberlain House
1864年頃に建てられたItalianate styleの家。Samuel W. Chamberlainは靴製造にかかわる機械の製造業者、発明家であり、この分野では特許も持っていた人物。
House at 269 Green Street
1810年頃に建てられたGreek Revival styleの家。
Blake Daniels Cottage
1860年に建てられたGreek Revival styleの家。Blake Danielsは靴型をつくる職人で、家の張り出し部分で作業していたとされる。
Locke–Baldwin–Kinsley House
1744年頃、Locke家の所有地に建てられたColonial styleの家。19世紀には靴屋として使われていたが、1867年には馬具製造職人のMicah Baldwinの所有となっている。
George Cowdrey House
1865年頃に建てられたSecond Empire styleの家。George Cowdreyは靴製造業者で、州議員でもあった。
Walter Keene House
1900年頃に建てられたQueen Anne-Colonial Revival styleの家。Walter Keeneは地元の靴販売業者・銀行家で、この辺りの住宅開発にもあたった。彼の名を冠した通りがある。
House at 19 Tremont Street
1850年代に建てられた労働者の家。
Jesse Tay House
1810年頃に建てられたFederal styleの家。Tayは農家であり靴職人でもあった。
James Cogan House
1890年頃に建てられたQueen Anne styleの家。James Coganの父Patrickは、1876年にP. Cogan & Sonという靴製造業を創業し、Stonehamの3大靴製造業者として20世紀まで存続した。James自身も兄弟のBernardとともに企業の所有者となっている。
Caleb Wiley House
1826年頃に建てられたFederal styleの家。Caleb Wileyがこの家を建てた頃は、付近は主に農地であったが、その後急速に住宅開発が進んだ。
William Bryant Octagon House
1850年に建てられた八角形の家。同時期には他に2軒の同様の家が建てられている。このころOrson Squire Fowlerにより、八角形の家が盛んに宣伝されていた。
Padilla Beard House
1850年頃に建てられたGreek Revival styleの家。Padilla BeardはボストンとReadingの間の駅馬車の御者だった。1833年に始まった駅馬車は1859年に馬鉄にかわり、1861年に鉄道に置き換わった。彼はその鉄道の車掌も務めている。
Lorenzo D. Hawkins House
1870年頃に建てられたSecond Empire styleの家。
Franklin B. Jenkins House
1895年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。Franklin B. JenkinsはJenkins and Vinton靴製造会社の共同経営者だった。
Newton Lamson House
1887年頃に建てられたQueen Anne-Stick styleの家。
Sidney A. Hill House
1895年頃に建てられたQueen Anne styleの家。Sidney A. Hillは靴製造会社の共同経営者だった。
R.P. Turnbull House
1865年頃に建てられたItalianate styleの家。R. P. TurnbullはTidd Tannery皮革製造会社の共同経営者だった。
John Steele House
1880-5年に建てられた二軒長屋。当時この辺りの土地を所有していたJohn Steeleにより、同型の家が複数建てられたが。ここだけが現存している。
Bernard Cogan House
1885年頃に建てられたQueen Anne styleの家。Bernard Coganの父Patrickは、1876年にP. Cogan & Sonという靴製造業を創業し、Stonehamの3大靴製造業者として20世紀まで存続した。Bernard自身も兄弟のJamesとともに経営にあたっている。
Walter K. Foster House
1870年頃に建てられたItalianate styleの家。Walter Kittredge Fosterは発明家で、鉛筆削り器の工場を所有していた。
Amasa Farrier House
1865年頃に建てられたItalianate styleの家。Amasa Farrierは地元の測量技師で景観デザイナーであった。
Michael Foley Cottage
1855年頃に建てられた労働者のための家。1870年代まで靴職人Michael Foleyが住んでいた。装飾要素はほとんどない。
William Griffin Fuller House
1850年頃、地元の開発業者William Griffin Fullerのために建てられたGreek Revival/Italianate styleの家。