NRHPはWikipediaのリストに載っている。
House at 28 Wiley Street
Federal or Georgian styleの家。建築年代は不明。
House at 556 Lowell Street
1894年に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。ボストンのワイン商人Denis Lyonsの家だったとされる。
Capt. William Green House
町の北側にありLynnfieldとの境界に近い。1680年頃に建てられたと考えられており、1750年頃にWilliam Greenによりこのエリアに移設、さらに息子のCalebにより1790年に現在地に移動している。この一家は16haの土地を周辺に所有していた。
Woodward Homestead
もとは1765年以前に建てられたといわれる。19世紀にリフォームされFederal styleとなった。John Woodwardは17世紀後半に移住してきた一族の一員。
House at 1 Woodcrest Drive
1789年頃に建てられたFederal-styleの家。
House at 39 Converse Street
1880年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。
House at 380 Albion Street
1910年頃に建てられたBungalow/Craftsman styleの家。町の北側のこの一帯は19世紀までは農場であり、Stonehamの一部であった。
D. Horace Tilton House
1726年(あるいは18世紀後半)に建てられたFederal-styleの家。当時このあたりはStonehamの一部で、D. Horace Tiltonは靴職人であった。
Dr. Charles Jordan House
1885年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。Dr. Charles Jordanは地元の医師・薬剤師で、このエリアに広大な土地を所有していた。
House at 42 Hopkins Street
1850年頃に建てられたItalianate styleの家。
Wakefield Park Historic District
このあたりは1850年代までは農場であったが、1888年にJ. S. Merrillという地元のデベロッパーが住宅開発を始めた。様々な様式の家が現在に残る。
House at 40 Crescent Street
1839年に建てられたGreek Revival styleの家。靴職人のAbel Hutchinsonの家であり、現在も彼の子孫が所有している。
House at 5 Bennett Street
1875-81年頃に建てられたItalianate stylingの邸宅。おそらくWakefield Rattan Company(籐加工業)の重役のためのものだったと考えられている。1894年、この家は、地元のプロテスタント教会により設立されたWakefield House for Aged Womenに買収された。
Michael Sweetser House
1755年頃、このエリアの初期の移民Michael Sweetserにより建てられたGeorgian styleの家。のちの時代には、Massachusetts教員協会の創設者のひとり、Paul Hart Sweetserもここに住んでいた。
Dr. S. O. Richardson House
1830年代後半に建てられたGreek Revival styleの家。Dr. Solon O. Richardsonは、Richardson’s Sherry Wine Bittersをつくって販売していた医師Nathan Richardsonの息子であり、自らも医師であった。
Samuel Gould House
1735年頃に建てられたWakefield最古の家の一つ。Samuel Gouldは17世紀後半に移住してきた一族の子孫だった。
Oliver House
18世紀後半に建てられたFederal styleの家。2家族用の家としてつくられ、現在に至るまで複数世帯が住む家として使われている。母屋からの張り出し部分が特徴で、”Beverly jog”と呼ばれた。
House at 54 Spring Street
1889-90年に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。
Deacon Daniel Green House
18世紀後半に建てられたFederal styleの家。1,785年にDeacon Daniel GreenというStonehamから移ってきた人物が住んでいた。
Lynnwood
1858年頃に建てられたStick styleの家。三角形の窓を持つドーム状屋根の塔が特徴。
House at 52 Oak Street
1890年代に建てられたColonial Revival styleの家。
House at 26 Francis Avenue
Colonial Revival styleの八角形の家。建築年代は不明。
House at 118 Greenwood Street
1875年頃に建てられたStick-styleの家。19世紀半ばに鉄道が開通するまでは、この辺りは農地であった。
House at 15 Lawrence Street
1870年代初頭に建てられたQueen Anne styleの家。Lawrence Stは1857年に敷設されたが、1874年までは開発が進まなかった。地元の靴製造業者Thomas Emersonが他のビジネスマンと組んで、住宅開発を進めた。
House at 20 Lawrence Street
1880年頃に建てられたQueen Anne, StickおよびColonial Revival styleの要素を持つ家。ピアノ職人Henry F. Millerの息子Edwinの家と考えられており、彼自身父の仕事を継承する一方、政治活動にも熱心だった。
House at 23 Lawrence Street
1890年代後半に建てられたColonial Revival styleの家。
House at 7 Salem Street
1855-7年頃に建てられたGreek Revival/Italianate styleの家。1857年時点で、ここに住んでいたのはBoston and Maine鉄道の出札係であった。
Emerson–Franklin Poole House
1795年頃、Elias Emersonという人物により建てられたFederal styleの家で、のちにTimothy Pooleに売却された。地元で有名な風景画家Franklin Pooleは、彼の息子としてここで生まれている。壁画家のRufus Porterが壁を塗ったことでも知られる。
E. Boardman House
1790年に建てられたFederal styleの家。その極端な装飾から”Boardman’s Folly”(Boardmanの愚行)と呼ばれたという。
House at 113 Salem Street
1840-50年代に建てられた靴職人David Nicholsの店舗。
House at 193 Vernon Street
1840年頃に建てられたFederal-styleの家。
House at 11 Wave Avenue
1875-88年に建てられたQueen Anne/Stick-styleの家。この辺りの土地は、地元の靴製造業者Thomas Emersonのものであり、1871年の彼の死後、住宅開発が本格化した。
House at 15 Wave Avenue
1875-83年に建てられたItalianate styleの家。
House at 28 Cordis Street
1835-45年頃に建てられたGreek Revival styleの家。
House at 20 Hancock Road
1860-1870年代初頭に建てられたItalianate styleだがGreek Revivalの要素も持つ。
House at 18A and 20 Aborn Street
1880年代半ばに建てられたQueen Anne stylingの家。Aborn AveはJohn Abornにちなんで名付けられ、義父の名を冠するWhite Aveの隣にある。家の名前は’Aborn St’となっているが、実際の住所は’Aborn Ave’。
House at 196 Main Street
1840-50年代に建てられたGreek Revival styleの家。地元の有力な一族の一員Hiram Eatonの家と考えられている。
House at 190 Main Street
Lake QuannapowittのそばにあるItalianate stylingの家。建築年代は不明。ここに住んでいたWilliam F. Youngは、ボストンの食料品店で働いていた。
Dr. Thomas Simpson House
1750年以前に建てられたGeorgian styleの家。Lake Quannapowittのそばにある。
Beebe Homestead
18世紀に建てられたと考えられている、Lake Quannapowittのそばに立つ邸宅。1639年にNicholas Brownという人物が90エーカーの土地を入手したのが始まりで、現在残るFederal styleの家はもともとあった住宅を改造したものともいわれる。その子孫で独立戦争に参加した大陸軍将校Benjamin Brownが家を売却、海軍将校Capt. Thomas Clement, Sr、Salemの大富豪一家の一員John Derbyなど、持ち主が数回変わったのち、1852年にLucius Beebeが購入した。この人物は実業界の大物であり、綿産業、皮革産業、木材産業、不動産業、銀行業などを経営していた。彼の孫で作家のLucius Beebeもここで子供時代を過ごした。
Deacon Thomas Kendall House
Federal stylingの家であるが、実際にはFederal時代以前の1750年頃に建てられたと考えられている。1786年に火事で損傷し、修復されたとされる。助祭Thomas Kendallは、行政委員、事務官であり、教会では助祭として36年務めた。彼は1618-81年にここに住み、妻Rebeccaとの間に10人の子供をもうけた。Rebeccaが85歳で死んだとき、175人の孫とひ孫がいたという。彼らKendall家はReading(Wakefieldの北側にある町)の最初期の移住者だった。
Suell Winn House
1805年頃に建てられたFederal-styleの家。Major Suell WinnはBurlington出身の地元農家で、町会議に出た後の帰宅途中、自分の農地を通る線路を渡っているときに轢死してしまった。
Captain Goodwin–James Eustis House
1760年頃に建てられたGreek Revival styleの家。当初はCaptain James Goodwinの家だったとされる。1827年、James Eustisが移り住み、家を拡張した。彼は町の行政委員、保険屋、オークション屋などをしていた人物。
House at 2 Nichols Street
1890年に建てられたTudor Revival, Queen Anne, およびShingle styleを折衷した家。画家Magnus Colcord Heurlinが幼少期に住んでいたことでも知られる。
House at 20 Morrison Road
1890年に建てられたColonial Revival styleの家。
House at 32 Morrison Road
1906-8年に建てられたColonial Revival要素を持つ家。
Nathaniel Cowdry House
1764年頃に建てられたGeorgian styleの家。Cowdry家はこの地の初期の移民であり、Nathanielは先祖のWilliamの家があったと思われる場所にこの家を建てた。隣には息子のJonasが住んでいた。
Jonas Cowdry House
1833年に建てられたFederal styleの家。Jonas CowdryはNathanielの息子。Cowdry家はここで農場を営み、付近は「Cowdry Hill」と呼ばれた。
House at 1 Morrison Avenue
1890年頃に建てられたTudor Revival styleの家。この辺りの土地は1890年代頃からJ.S. MerrillとCharles Hanksにより、Wakefield Park地区として整備されていった。
House at 13 Sheffield Road
1918年頃に建てられたCraftsman/Bungalow styleの家。もともとこのあたりは初期の開拓者の名にちなんでCowdrey’s Hillと呼ばれていたが、1916年頃より住宅開発が進んだ。
House at 30 Sheffield Road
1916年頃に建てられたCraftsman styleの家。
House at 22 Parker Road
1880年代に建てられたColonial Revival styleの家。
House at 6 Adams Street
1885-6年に建てられたShingle styleの家で、ボストンの建築家Robert Pote Waitが自分の家として建てたもの。
Buildings at 35–37 Richardson Avenue
1912-5年に建てられたアパートメント。もともとDr. Nathan Richardsonの所有地で、彼はSherry Wine Bittersという商品を作って販売していた。あとをついだ息子は1891年に事業を売却、孫の代になりこの場所から離れた邸宅に移ったことから、このエリアの住宅開発が進んだ。
Building at 38–48 Richardson Avenue
1912年頃にSolon O. Richardson, Jr.(Dr. Nathan Richardsonの孫)により建てられた長屋。Colonial Revival styleのポーチなどの装飾が施されている。
House at 12 West Water Street
1860年頃に建てられたSecond Empire styleの家。Wakefield Rattan Company(籐加工業)の創業者Cyrus Wakefieldにより建てられ、従業員に売却された。
House at 21 Chestnut Street
1855年頃に建てられたItalianate styleの家。John Stevensにより設計され、地元の歴史家Ruth Woodburyが長く住んでいた。
House at 15 Chestnut Street
1889年に建てられたColonial Revival styleの家。所有者のThomas Skinnerはボストンの簿記係だった。
House at 23 Avon Street
1855年頃に建てられたItalianate styleの家。Avon Stは1848年、靴製造業者Lemuel Sweetserが所有していた土地に敷設され、アッパークラス向けの住宅開発が進んだ。
House at 25 Avon Street
1889年頃に建てられたQueen AnneとShingleの要素を持つ家。
Yale Avenue Historic District
1860-70年代にかけて建てられた家が残る。鉄道ができてボストンへの通勤が可能になり、住宅開発が進んだ。Italianate、Second Empire、Queen Anne、Colonial Revival Styleの家がある。
House at 18 Park Street
1922年に建てられたCraftsman/Bungalow styleの家。不動産ブローカーのClarence A Van Derveerが、自分が住んでいた地所を分筆してこの家を建てた。
House at 8 Park Street
1852年頃に建てられたItalianate styleの家。Dr. Joseph Polandのための家だったが、彼はごく短期間で街を去った。
Church–Lafayette Streets Historic District
Lake Quannapowittの南側のエリアで、18世紀から19世紀初めの家が多く残る。Church Stは17世紀に敷設され、現存する最古の家は、1681年にThomasとMary Hodgmanにより建てられ、1803年に靴職人のJames Hartshorneが購入している。
Lafayette Stは1824年に敷設されている。