Newtonの文化遺産

ボストンから西へ約11 km離れた市。1630年代より植民が始まっている。北側でWatertownとWaltham、南側でNeedhamとDedham、西側でWellesleyとWeston、東側でBrooklineとBostonに接する。13の村の「パッチワーク」であることが特徴で、それぞれに個性がある。大邸宅の立ち並ぶ街ではあるが、世帯年収は中央値で$112,000ほど。ただし、市内の地域により$80,000-200,000までの格差がある。交通機関は各村の項目を参照。NHRPはWikipediaのリストに載っている。以下、村ごとに歴史的建造物をあげていくが、ThompsonvilleのものはNewton Centreに含まれている。

CHESTNUT HILL

Newtonでは東側に位置しボストンと接するが、この地名を持つ地区そのものはBoston、Newton、Brooklineの3つの自治体に分割されている。ボストンからであれば、グリーンラインB、C、DのいずれでもReservoirに到達できる。

House at 41 Middlesex Road

1894年に建てられたShingle styleの家。

41 Middlesex Rd (04/07/2024)

House at 152 Suffolk Road

1904年に建てられたSpanish Mediterranean Colonial Revival styleの家。

152 Suffolk Rd (03/24/2024)

Kingsbury House

1686年頃に建てられたFirst Periodの家。Kingsbury家は長い間、Chestnut Hillの大地主の一員だった。

137 Suffolk St (03/24/2024)

Reginald A. Fessenden House

1919-32年にかけて「ラジオの父」と呼ばれるReginald Fessendenが住んでいた家。

45 Waban Hill Rd (03/24/2024)

House at 107 Waban Hill Road

1875年頃に建てられたItalianate stylingの家。

107 Waban Hill Rd (03/24/2024)

The Chestnut Hill

1899年に建てられたTudor Revival styleの邸宅。Commonwealth Avenueを Auburndaleに延伸する事業に携わったDana Estesが住んでいた。

219 Commonwealth Ave (03/24/2024)

Ephraim Ward House

1821年に建てられたFederal styleの家。John Wardが1661年に建てた家を子孫のEphraimが同じ場所に建て直したもの。Ward家は20世紀初頭までこの辺りで農場を経営していた。

121 Ward St (03/24/2024)

Dupee Estate

34,000 m2の土地に屋敷と馬車置き場、庭が広がる。1880-1年にPeabody and Stearnsの設計により建てられ、様式は”Ruskinian Gothic”や”Gothic, Stick/Eastlake”と形容される。1907-8年にかけてSolon Spencer Bemanにより改装され、Church of Christ, Scientistの創始者Mary Baker Eddyの終の棲家となった。

400 Beacon St (03/24/2024)

Old Chestnut Hill Historic District

このエリアの入植は1700年代にHammondらによって始まった。1886年に鉄道が開通してから開発が盛んになり、邸宅の立ち並ぶエリアとなっている。

Hovey House (03/24/2024) – Boston Collegeの建物。
Murray House (03/24/2024) – Boston Collegeの建物。292 Hammond St.
Haley House (03/24/2024) – Boston Collegeの建物。314 Hammond St.
Church of the Redeemer (03/24/2024) – 379 Hammond St.
First Church in Chestnut Hill (03/24/2024) – 26 Suffolk Rd.
歴史地区内にあるが立ち入り禁止だという。(03/24/2024)

Chestnut Hill Reservoir Historic District

Chestnut Hill貯水池とその近辺の施設を含む歴史地区。貯水池は1870年につくられ、1978年からは水源としては使われなくなった。しかし、2010の危機では急遽水源として復活している。(この際は私も水がなくて苦労しました。)

Chestnut Hill Reservoir (03/24/2024)
Waterworks Museum (03/24/2024) – 1887年。Romanesque 様式のポンプ施設。現在は博物館。
Sudbury Aqueduct Gatehouse – Framinghamから引かれていた26 kmの水道の終端。

Hammond House

1645-1730年の間に建てられたとされるFirst Periodの家。Watertownから移ってきたHon. Ebenezer Stoneが建てたもの。

9 Old Orchard Rd (03/24/2024)

NEWTON CENTRE

Newtonの中心部で、商店街や公共施設が集まる。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、独特の豪華な住宅街が形成された。バス便も多くあるが、Centre Stを南北に縦断するBus 52は土日祝は休み。メインとなる交通機関は東西に走るグリーンラインDである。歴史的に”Center”ではなく”Centre”と表記する。

Jackson House

1768または1782年頃に建てられたと考えられる、Newtonでも最古の家のひとつ。1850年代に改装されている。Newton Centreでもかなり南側にあり、Oak Hillに近い。

125 Jackson St (05/25/2024)

Adams Claflin House

1890年に建てられたShingle styleの家。 Adams Davenport ClaflinはWilliam Claflinの息子で、Newtonvilleの大地主であるとともにBoston and Suburban Electric Companyの社長でもあった。

156 Grant Ave (04/07/2024)

Monadnock Road Historic District

1910-20年代にかけて開発が始まった地区で、同時期に建てられた家が残る。

Monadnock Rd (04/07/2024)
Monadnock Rd (04/07/2024)

Gray Cliff Historic District

1890-1940年に建てられた家の残る歴史地区。

35 Gray Cliff Rd (03/31/2024)
39 Gray Cliff Rd (03/31/2024) – 1897年。
43 Gray Cliff Rd (03/31/2024)
53 Gray Cliff Rd (03/31/2024) – Shingle style
64 Gray Cliff Rd (03/31/2024)
65 Gray Cliff Rd (03/31/2024)
70 Gray Cliff Rd (03/31/2024)

Frank H. Stewart House

1909年に建てられたClassical Revival styleの家。Frank H. Stewartは弁護士だった。

41 Montvale Rd (03/31/2024)

Boston Edison Power Station

1904年に建てられた発電所。現在は配電所として使用されている。

374 Homer St (03/31/2024)

Edward Parsons House

1877年に建てられたStick styleの家。

56 Cedar St (03/31/2024)

Morton Road Historic District

1915-28年に建てられた家の残る歴史地区。もとは近くにあるBulloughs Pondを含めた公園となる予定だったが、計画が頓挫した結果住宅地となった。

12 Morton Rd (03/31/2024) – Colonial Revival style
20 Morton Rd (03/31/2024)

Sumner and Gibbs Streets Historic District

1865-99年に建てられた家の残る歴史地区。

105 Sumner St (03/31/2024)
126 Sumner St (03/31/2024) – 1886年。
131 Sumner St (03/31/2024) – 1868年。
134 Sumner St (03/31/2024) – 1891年。
139 Sumner St (03/31/2024) – 1867年。Second Empire style。
155 Sumner St (03/31/2024) – 1897年。
166 Sumner St (03/31/2024) – 1870年。Italianate style。
187 Sumner St (03/31/2024) – 1883年。

Newton Centre Branch Library

1928年に建てられた図書館。Tudor Revival style。現在はオフィスとなっており、新図書館はNewton Free Libraryとして、City Hallの近くにオープンしている。

1294 Centre St (03/30/2024)
Newton Free Library (03/16/2024) – 1870年の建物。

First Baptist Church in Newton

1888年に建てられたRichardsonian Romanesque styleの教会。設計者はJohn Lyman Faxon。愛国歌My Country, ‘Tis of TheeをつくったSamuel Francis Smithが牧師を務めていたことでも知られる。

848 Beacon St (03/30/2023)

Kistler House

1893年に建てられたColonial Revival styleの家。Andrew Kistlerはボストンの革製品の販売業者だった。

945 Beacon St (03/30/2024)

Mount Pleasant

1856年頃に建てられたItalianate styleの邸宅。Newton Centreの大地主Roswell Turnerのための家で、のちに開発業者Charles S. Davisの所有となった。彼は周辺の付属地を分筆し住宅地として開発したが、Mount Pleasant自体は残存した。

15 Bracebridge Rd (03/30/2024)

House at 1008 Beacon Street

1897年頃に建てられたShingle/Colonial Revival styleの家。最初の所有者Joseph Barrowsはごく短期間のみ住み、次のChristopher Goddardはボストンの保険業者だった。

1008 Beacon St (03/30/2024)

Edward B. Stratton House

1912年、建築家Edward B. Strattonにより、家族の住居として建てられた。Colonial RevivalとCraftsman stylingの要素を持つ。

25 Kenmore St (03/30/2024)

Weeks Junior High School

1930年に建てられた学校。1903-4年にNewtonの市長を務め、のちに下院議員などの要職を務めたJohn W. Weeksにちなんで名付けられた。

7 Hereward Rd (03/30/2024)

Crystal Lake and Pleasant Street Historic District

1840年代に地元の実業家Roswell Turnerが土地を集め始め、ピアノ商人であり不動産開発業者でもあったCharles Davisが1850-60年代から住宅地として開発を始めた。

Crystal Lake (03/30/2024)
21 Lake Ave (03/30/2021) – Italianate style、 1858年。
112 Pleasant St (03/30/2024) – Second Empire style
97 Lake Ave (03/30/2024) – Queen Anne Victorian style
908 Beacon St (03/30/2024) -Stick styling、1880年。
38 Lake Ave (03/30/2024) – Colonial Revival style、1893年。Boston Bridge Worksの社長David Andrewsの家だった。
20 Crystal St (03/30/2024) – 1875年。

Union Street Historic District

Newton Centre駅と周辺の商業エリアを含む歴史地区。この地区は1880年代後半に鉄道が開通してから発展した。初代駅舎はHenry Hobson Richardsonとその後継者Shepley, Rutan and Coolidge事務所により設計されたRomanesque stylingのものであったが、1891年に建て替えられている。

Newton Centre Station (03/30/2024)
Bray building (03/30/2024) – 93–105 Union St、Classical Revival、1893年。
17–31 Herrick St (03/30/2024) – Bray buildingと同様、Mellen Brayにより建てられた。
 Union building (03/31/2024) – 65–73 Union St. Georgian Revival style.

Colby Hall

1866年にNewton Theological Institution (Andover Newton Theological School)の構内に建てられたもので、Second Empire/Romanesque styleの建物。キリスト教の慈善家で学校の会計も務めたGardner Colbyにちなんで名付けられた。

141 Herrick Rd (03/30/2024)

Newton Theological Institution Historic District

Newton Theological Institution (Andover Newton Theological School)の構内が歴史地区になっている。1931年、American Baptist Churches USAUnited Church of Christの協力によりつくられた神学校である。周辺の住宅のいくつかも同時期に建てられたもので、歴史地区に含まれている。

構内を北からみる (03/30/2024)
Interreligious Center (03/30/2024)
Hanns Sachs Memorial Library (03/30/2024)
構内を南からみる (03/30/2024)
70 Chase St (03/30/2024) – Second Empire styling
102 Herrick St (03/30/2024) –  Queen Anne/Stick style、1883年。
120 Herrick St (03/30/2024) – Colonial Revival style、1906年。

William L. Church House

1916年に建てられたBungalow-styleの家。William Churchは油圧機械の技師だった。家は彼の姪、ピアニストのDai Buellのためのもので、彼女はここでSteinway のピアノでコンサートを開いていた。

145 Warren St (03/30/2024)

Newton City Hall and War Memorial

Newtonの市役所は1932年、Allen & Collensの設計によりColonial Revival styleで建てられた。全体の景観はOlmsted Brothersのプラン。第一次世界大戦の記念施設ともなっている。

1000 Commonwealth Ave (03/31/2024) – Newton Centre駅からはけっこう遠い。

Capt. Edward Durant House

家屋と土地全体が歴史的遺構とされている。1732年、Edward Durant IIが92エーカーの土地を購入し、この家を建てたのが始まり。息子Edward Durant IIIは地元の名士とあり、独立戦争でも活躍した。1790年にJohn Kenrickがこの土地を買い取り、1833年に息子John A. Kenrickが相続、当時のニューイングランドでは最大の園芸店を始めた。現在は博物館となっている。

286 Waverly Ave (03/02/2024)
赤が現在の敷地、ベージュ色がDurantの土地で、青がKenrickがさらに拡大したもの。(03/02/2024)

Brackett House

1844年に建てられたGreek Revival styleの家。このエリアはもともと1639年の最初の移住者の一人Samuel Hydeに割り当てられたものだった。Nathaniel Brackettは1840年代にこの辺りで農場を運営していた人物。

621 Centre St (03/17/2024)

William Blodgett House

1875年に建てられたStick styleの家。1879年にこの家を買ったWilliam Blodgettはボストンの絨毯商人で、Civil War後の上流階級の典型的な人物だった。

645 Centre St (03/17/2024)

Prescott Estate

1874年頃に建てられたMedieval Revival styleの家。ボストンのたばこ商人Henry Pazoltの家だったが、1886年頃Prescott家の手にわたり、1954年にCarroll Center for the Blindとなった。

770 Centre St (03/17/2024)

House at 173–175 Ward Street

1800年頃に建てられた federal styleの家。

173–175 Ward St (03/17/2024)

John Harbach House

1800年頃に建てられたFederal styleの家。

303 Ward St (03/17/2024) – 東屋がある。

Jos. Gunderson House

1850年頃に建てられたGreek Revival stylingの家。

983 Centre St (03/31/2024)

Henry I. Harriman House

1916年に建てられたFrench château styleの家。Henry I. Harrimanは公共事業者で、のちにUnited States Chamber of Commerceのトップになった人物。現在はBoston Collegeの施設となっている。

825 Centre St (03/17/2024) – 大きな敷地を有する。

NEWTONVILLE

Newton Cornerの西、Nonantumの南に位置する。Massachusetts TurnpikeとコミューターレールのFramingham/Worcester Lineが東西に走っており、駅がある。中心街、歴史地区の多くは、これらの南側に位置している。Busは59が中心街のWalnut Stを南北に通り抜けるが、土日の本数は少ない。

James Lorin Richards House

1901年、タバコ産業などで成功したJames Lorin Richardsのために建てられた家。

47 Kirkstall Rd (05/12/2024) – 母屋。
22 Oakwood Rd (05/12/2024) – 馬車置き場だった建物で、今は住宅となっている。

Jonas Salisbury House (85 Langley Road)

1847年に建てられたGreek Revival styleの家。Jonas Salisburyの持っていた家のひとつ。彼は市内に多くの家を持っており、他にも62 Walnut Parkに彼の家が残っている。

85 Langley Rd (03/30/2024)

Washington Park Historic District

Washington Pkは、Newtonvilleの中心街Walnut Stから東にのびる。この歴史地区には1870-1900年に建てられた家が多く残る。

Washington Park (03/16/2024)
Soden House (03/16/2024)- 5 Park Pl。1890年。Queen Anne style。
Goodridge House (03/16/2024) – 27-29 Washington Pk。1914年。Colonial/Craftsman style。
61 Washington Pk (03/16/2024)
73 Washington Pk (03/16/2024)
79-81 Washington Pk (03/16/2024) – 1865年。
85-87 Washington Pk (03/16/2024)
Leavitt House (03/16/2024) – 91 Washington Park。1870年。Stick style。

F. Lincoln Pierce Houses

ボストンの弁護士F. Lincoln Pierceにより1914年に建てられた2軒の家。231 Mill StはGeorgian Revival、237 Mill Stはneo-Federalist styleである。Pierce自身は237に住んでいた。

237 Mill St (03/16/2024) – 231は撮り忘れた。

Lafayette Goodbar House

1915年に建てられたBungalow styleの家。

614 Walnut St (03/16/2024)

Brandeis University President’s House

1913-4年に建てられたAmerican Craftsman styleの邸宅。州議員で作家、俳優、教育者でもあるLeland T. Powersが住んだが、1919年にアナーキストの爆弾攻撃を受け退去。1948年にBrandeis University (Walthamにある)が買い取り、最初の学長Abram L. Sacharが住んだ。また、第7代学長Jehuda ReinharzLegal Sea Foodsの社長Roger Berkowitzが住んだことでも知られる。

学長はおそらく専用車で通勤したのであろうが、公共交通機関ならコミューターレールFramingham/Worcester LineのNewtonville駅からSouth Stationに出て、地下鉄Redline→Green Lineなどの方法でNorth Stationに行き、コミューターレールFitchburg LineBrandeis/Roberts駅にようやくたどり着く。

66 Beaumont Ave (03/16/2024)

William F. Kessler House

1913年に建てられたCraftsman stylingの家。もともとWest Newton Hillの一部であった空き地を埋めるためのもので、William Kesslerはそのセールスマンだった。

211 Highland St (03/16/2024)

Claflin School

1891年に建てられたRichardsonian Romanesque styleの学校で、William Claflinにちなんで命名された。

110–112 Washington Park (03/09/2024)

Newtonville Historic District

Newtonvilleの中心街にある歴史地区で、メインストリートとなるのはWalnut Stである。このあたりは19世紀半ばまで比較的に開発されていなかったが、1850年代にWilliam ClaflinがもとはWilliam Hullの所有していた広大な土地を入手し、開発が盛んになった。

288 Walnut St (03/09/2024)
Masonic Building (03/09/2024) – Renaissance-style, 1896年。
Church of the Open Word (03/16/2024) – Gothic Revival style, 1893年。
First Church of Christ, Scientist (03/09/2024) – Colonial Revival style, 1940年。
66 Highland Ave (03/16/2024) – 1877年。

John A. Fenno House

1854年頃に建てられたGothic Revival stylingの家。John Fennoは第9代の市長。

171 Lowell Ave (03/09/2024)

Building at 1–6 Walnut Terrace

1887年、元州知事でNewtonvilleに住んでいたWilliam Claflinにより建てられた長屋式の家。

1–6 Walnut Terr (03/09/2024)

Central Congregational Church

1895年に建てられたRomanesque様式の教会。設計はHartwell and Richardson。現在はBoston Chinese Evangelical Churchとなっている。

218 Walnut St (03/09/2024)

Capt. Edward Fuller Farm

1775年頃に建てられたFederal styleの家。Edward Fullerの曽祖父は、このエリアへの最初の移住者の一人とされている。

59–71 North St (03/09/2024) – もちろん周囲は住宅街であり、農場はない。

Celia Thaxter House

1856年頃に建てられたItalianate styleの家。詩人・作家のCelia Thaxterが住んでいた。

524 California St (03/09/2024)

House at 511 Watertown Street

1897年に建てられたColonial Revival styleの邸宅。最初のオーナーMorgan Mahoneyは、1800年代にアイルランドから移住し、Nonantumで食料品店(grocery store)を経営していた。

511 Watertown St (03/09/2024)

Amos Judkins House

1884年頃に建てられたQueen Anne stylingの家。

8 Central Ave (03/09/2024)

Potter Estate

1867年に建てられたSecond Empire styleの屋敷。John Potter Jrは靴・皮革業者であった。

65–71 Walnut Pk (03/09/2024)

Bayley House

1883-4年に建てられたRuskinian Gothic styleの家。Peabody and Stearnsによる設計。James C. Bayleyはボストンの靴商人だったが、家を完成を見ることなく死亡。残された家族もここに住むことはなかった。居住者は次々に変わり、1903年にはBoston and Albany Railroadの社長だったEdgar P. Van Etten夫妻、1905-19年にはBreck’sの創業者の孫Charles H. Breck一家が住んでいた。

16 Fairmont Ave (03/17/2024)

Newton Corner

Newtonの東側にありBrightonと接する。かつてはボストンへ向かう路面電車や鉄道のターミナルだった。現在は、1960年代にできた幹線道路Massachusetts Turnpikeが通り抜ける。並行してコミューターレールのFramingham/Worcester Lineも走るが、Newton Cornerには駅はない。Busは553554、556、558の起点となっているが、553以外は土日祝は走らない。バス停のあたりは東西に走るWashington St、Watertownへ向かうGalen Stが交差し、交通量も多く、Newton最大のビジネス・商業地区となっている。これに対して歴史的建物の多くは西側に多く位置している。

C. Lewis Harrison House

1915年頃に建てられたCraftsman styleの家。Charles Lewis Harrisonはボストンの弁護士だった。

14 Eliot Memorial Rd (05/12/2024)

Farlow and Kenrick Parks Historic Distric

Kenrick ParkとFarlow Parkの周辺を含む歴史地区で、1840-80年代にかけて開発が進んだ。さまざまな様式の住宅のほか、教会など大型のランドマークもみられる。

Kenrick Park (03/16/2024)
11 Church St (03/16/2024) – 1885年。
223 Park St (03/16/2024)
226 Park St (03/16/2024)
234 Park St (03/16/2024)
237 Park St (03/16/2024)
242 Park St (03/16/2024)
243 Park St (03/16/2024)
248 Park St (03/16/2024)
195 Church St (03/16/2024) – 1845年。
200 Church St (03/16/2024) – 1880年。
124 Vernon St (03/17/2024) – 1848年。
Grace Episcopal Church (03/16/2024) – 1872年。Alexander Rice Estyの設計。
Arabic Baptist Church (03/16/2024) – 1885年。もとはImmanuel Baptist Church、Henry Hobson Richardsonの設計。
Newton Methodist Episcopal Church by Cram (03/16/2024) – 1897年。
Eliot Church Newton UCC (03/16/2024)
Newton Presbyterian Church (03/16/2024)
Farlow Park (03/16/2024) – 家族連れなどで賑わっている。

Simpson House

1890年代後半に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。Joseph SimpsonはSimpson Brothers舗装会社の最初のオーナー。この舗装を行った会社か。

57 Hunnewell Ave (03/16/2024)

Samuel Jackson Jr. House

1768年頃に建てられたFederal styleの家。Samuel Jacksonは、Newton初期の移民のひとりEdward Jacksonの孫。

137 Washington St (03/16/2024)

Rawson Estate

1860年頃に建てられたItalianate styleの家。Daniel Rawsonはブーツ・靴の商人だった。もとの敷地はもっと広大なものだった。

41 Vernon St (03/02/2024)

Farlow Hill Historic District

1899-1920年代後半に建てられた家が多く残る地域。もとはJohn Farlowが所有していた40エーカーに及ぶ地所だったが、彼の死後に分割され住宅開発が行われた。

114 Farlow Rd (03/02/2024)
37 Beechcroft Rd (03/02/2024)
106 Shornecliffe Rd (03/02/2024)
114 Shornecliffe Rd (03/02/2024) – 1911年。
122 Shornecliffe Rd (03/02/2024) – 1914年。

Smith-Peterson House

1902年に建てられたGeorgian Revival styleの家。

32 Farlow Rd (03/02/2024)

Mayall Bruner House

1923年に建てられたCraftsman styleの家。Mayall Brunerはボストンに店を構える毛皮商人だった。

36 Magnolia Ave (03/02/2024)

Frank B. Hopewell House

1919年に建てられたColonial Revival styleの家。Frank HopewellはSanford Millsの会計係・重役であった。2022年、この家はヘッジファンド・マネージャーのAshish Chughに$7,250,000で購入されている。

301 Waverley Ave (03/02/2024)

Charles Haskell House

1879年に建てられたGothic Revival styleの家。Charles Haskellはボストンを拠点とする皮革業者だった。

27 Sargent St (03/02/2024)

House at 47 Sargent Street

1879年に建てられたStick styleの家。

47 Sargent St (03/02/2024)

Amos Adams House

1888年に建てられたQueen Anne styleの家。Amos Adamsはボストンの実業家で、ここから通勤していた。

37 Park Ave (03/02/2024)

Hyde Avenue Historic District

Hyde Avenueに沿って1880年代に建てられた家の集まる歴史地区。

36 Hyde Ave (03/02/2024) – Queen Anne styling
42 Hyde Ave (03/02/2024) – Shingle style
52 Hyde Ave (03/02/2024) – Queen Anne style
59 Hyde Ave (03/02/2024) – Colonial Revival style
62 Hyde Ave (03/02/2024) – Colonial Revival style

Hyde House

最初の建築は1709年にさかのぼると考えられているGreek Revival styleの家。Hyde家は8代にわたりこの家を所持していたが、19世紀に残っていた農場とともに売却された。

27 George St (03/02/2024)

Nichols House

1897年に建てられたStick styleの家。J. Howard Nicholsは中国貿易で富を成した商人だった。

140 Sargent St (03/02/2024)

Loren Towle Estate

1920-25年に建てられたGothic-English Revival styleの邸宅。不動産業者のLoren D. Towleにより、35の部屋、庭、テニスコート、車庫を備える計画だった。設計はArthur Bowditch、景観デザインはOlmsted Brothersが担当。1924年、Towleは邸宅の完成を見ずに死亡、翌年より建物はNewton Country Day Schoolとなった。

785 Centre St (03/02/2024)
785 Centre St (03/02/2024)

S. Curtis Smith House

1883年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。S. Curtis Smithは学校の教師だった。

56 Fairmont Ave (03/02/2024)

Charles Riley House

1870年代にボストンの実業家Job Turnerにより建てられたneo-Classical styleの家。1888年頃、綿工業の事業者Charles Rileyがこの家を大幅に拡張した。

93 Bellevue St (03/02/2024)

John Souther House

1883年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。

43 Fairmont St (03/17/2024)

East Parish Burying Ground

1660年代にさかのぼる墓地で、市で「もっとも重要で感慨深い、そして壊れやすい」歴史的遺構といわれる。

Centre/Cotton Sts (03/17/2024) – 入口がわからなかった。

Crafts Street City Stable

1895年に建てられた公共の厩舎・馬房。Colonial Revival style。のちに公共駐車場となった。現在は市の公共事業課の一部となっている。

90 Crafts St (02/25/2024)

Jackson Homestead

1809年にTimothy Jacksonにより建てられたFederal styleの家で、彼の農場内にあった。その息子William Jacksonは奴隷制度反対主義者であり、1833-7年には下院議員もつとめた。この家はCivil Warの前まで、黒人奴隷の逃亡を援助するUnderground Railroadの拠点としても使われた。現在は博物館となっている。

527 Washington St (02/25/2024)

House at 81–83 Gardner Street

1850年に建てられた労働者の家で、外装には特徴的なスタイルの装飾を持たない。

81–83 Gardner St (02/25/2024)

Seth Adams House

1850年代半ばに建てられたItalianate styleの家。Adams-Nervine Asylumの後援者であり、Newtonでもっとも裕福であったSeth Adamsが1870年代に住んだことで知られる。

72 Jewett St (02/25/2024)

House at 115–117 Jewett Street

1860年代に建てられたSecond Empire styleの家。

115–117 Jewett St (02/25/2024)

H. P. Page House

1850年頃に建てられたGreek Revival styleの家。

110 Jewett St (02/25/2024)

John Buckingham House

1864年頃に建てられたSecond Empire styleの家。John BuckinghamはChestnut Hill Unitarian Churchの牧師で、彼の子孫は1970年代までこの家を保有していた。

33–35 Waban St (02/25/2024)

Joshua Jennison House

1840年代に建てられたGreek Revival styleの家。

11 Thornton St (02/25/2024)

Thayer House

1860年頃に建てられたGothicとSecond Empire stylingを組み合わせた家。このあたり一帯は家具職人Phineas A Johnsonの所有地だったが、1869年にJoseph N. BaconとLuke Forbesが買い取り、分筆して住宅地とした。この家は地元の商店主Stephen O. Thayerが住んでいたもの。

17 Channing St (02/25/2024)

Samuel Farquhar House

1868年頃に建てられたSecond Empire styleの家。

7 Channing St (02/25/2024)

House at 68 Maple Street

1840年代に建てられたItalianate styleの家。

68 Maple St (02/25/2024)

House at 60 William Street

1850年に建てられたItalianate styleの家。William StではなくJefferson Stにある。

19 Jefferson St (02/25/2024)

Henry Bigelow House

1830年頃に建てられたGreek Revival styleの家。Henry F. Bigelowは地元の教育委員会のリーダーであり、Newton Free Libraryの開設に尽力している。

15 Bigelow Terr (02/25/2024) – 通りの名も彼にちなむ。

NEWTON HIGHLANDS

1635年にはマサチューセッツ湾植民地総督だったJohn Haynesがこのエリアの大地主であった。長らく農業地帯であったが、19世紀半ばにCharles River RailroadがBrooklineからつながってから住宅が増えていった。現在の交通機関はGreenline Dの駅があるほか、Bus 59がNewton Highlands駅付近でD Lineと直交する。

Needham Street Bridge

1875年に建設されたCharles Riverにかかるアーチ橋。NewtonとNeedhamをつないでいる。

Needham St. at Charles River (04/06/2024)
橋を渡るとNeedhamの町に入る。(04/06/2024)

House at 230 Winchester Street

1873年に建てられたItalianate styleの家。

230 Winchester St (04/06/2024)

South Burying Ground

1802年に設立されたNewtonでは3番目の墓地。1803-1938年まで357名が埋葬されている。

75 Winchester St (04/06/2024)

City Stable and Garage

1926-7年に建てられた公共施設で、Flemish Revival design。馬車から自動車の移行期にできたもので、双方の収容に対応していた。

74 Elliot St (04/06/2024)

Newton Highlands Historic District

Newton Highlandsの中心街を含む歴史地区。住宅は1874-1911年に建てられたものが多く残る。

Lincoln Plaza (04/06/2024) – 商業地区。
22 Erie Ave (04/06/2024) – 1896年。
34 Erie Ave (04/06/2024) – 1896年。
64 Erie Ave (04/06/2024) – 1891年。
73 Erie Ave (04/06/2024) – 1893年。
74 Erie Ave (04/06/2024) – 1873年。
81 Erie Ave (04/06/2024) – 1893年。
95 Lincoln St (04/06/2024) – 1896年。
119 Lincoln St (04/06/2024) – 1906年。
135 Lincoln St (04/06/2024) – 1886年。
154 Lincoln St (04/06/2024) – 1874年。
157 Lincoln St (04/06/2024) – 1887年。
50 Hartford St (04/06/2024) – 1883年。
99 Bowdoin St (04/06/2024) – 1890年。
First Church of Christ, Scientist (04/06/2024)
Parish of St Paul Church (04/06/2024)
First Congregational Church (04/06/2024) – 1906年。Gothic Revival。
Hyde School (04/06/2024) – 地域の発展に尽力したJames F. C. Hydeにちなむ。

Fred R. Hayward House

1912年に建てられたBungalow/Craftsman styleの家。Fred R. HaywardはのちのNecco(New England Confectionery Company)の社長。

1547 Centre St (04/04/2024)

Peabody-Williams House

1891年に建てられたShingle styleの家。J. Williams Bealが設計したことが知られている。

7 Norman Rd (04/06/2024)

NEWTON UPPER FALLS

Newtonの西の境界を流れるCharles Riverにおいて、上流側で滝を形成している地域。Hemlock Gorge Reservationなど公園として親しまれている。交通機関としてはGreenline DのEliot駅のほか、NeedhamとWatertown Squareを結ぶBus 59も走っている。

Newton Upper Falls Historic District

Newton Upper Fallsは村全体が歴史地区とされている。

中心街にある商店 (04/06/2024)
Mary Immaculate of Lourdes (04/06/2024)
Mary Immaculate of Lourdesの牧師館 (04/06/2024)
Saint Elizabeth’s Center (04/06/2024)
85 High St (04/06/2024) – 1841年。
91 High St (04/06/2024) – 1840年。
First Church of Old Village (04/06/2024) – 1832年。

Echo Bridge

1875-7年にCharles Riverにかけられた橋。人道橋であるほかにSudbury Aqueductの一部でもあった。橋の下ではエコー音が聞こえる。

Spans Charles River (04/06/2024)
橋の上よりCharles Riverを見下ろす。

渡ってみた動画。

Saco–Pettee Machine Shops

1893年に建てられた工場建築。Otis Petteeは繊維工業の機械製造業者であり、1830年からこの地で操業し、事業は子孫に継承された。1893年には事業をパンチカード機械の製造に移行させはじめ、1897年にはSaco Water Power Shopと合併。製粉機械にも進出、1912年にはLowell Machine Shopsを合併し、事業は拡大していった。しかし1920年代に衰え始め、1932年には工場の操業は停止した。

156 Oak St (04/06/2024)

Saco–Lowell Shops Housing Historic District

この歴史地区には、Saco-Pettee Machine Shopsの労働者を住まわせるために建てられた住宅が残っている。同社の事業拡大に伴い1919年から住宅が建てられていった。

4-6 Saco St (04/06/2024) – 集合住宅。
135-139 Oak St (04/06/2024) – 集合住宅。
41 Butts St (04/06/2024) – 一家族用。Saltbox houseのスタイルとなっている。

WABAN

1846年にキリスト教に改宗したとされるNative AmericanのWaban族にちなんで名付けられた。19世紀半ばまでは果樹園や農場であったが、1886年の鉄道開通とともに住宅が増加していった。交通機関としてはGreenline DのWaban駅が利用できる。乗降客がいないとみなされると、電車は通過する。

C. A. Sawyer House

1919年に建てられたColonial Revival stylingの家。

86 Waban St (04/20/2024)

Bartlett–Hawkes Farm

1736年にまで起源がさかのぼる家で、数回の拡張のあと、1915年に現在地に移設された。このエリアに40haの土地を持っていたEbenezer Bartlettが1736年頃に建てたとされる。息子Elisha は81haに農場を拡大、その息子Peregrine は農家のGeorge Hawkesに土地を売却した。屋根はSaltboxの特徴を持つ。

15 Winnetaska Rd (04/20/2024) – もちろん現在は農場ではない。

Windsor Road Historic District

1888-1920年に建てられた家が多く残る歴史地区。

48 Windsor Rd (04/20/2024) – 1896年、Queen Anne in style、Herbert Langford Warrenの設計。
55 Windsor Rd (04/20/2024) – 1897年、Colonial Revival style。
63 Windsor Rd (04/20/2024) – 1903年、Colonial Revival style。
63 Windsor Rd (04/20/2024) – Tudor Revival style。
102 Windsor Rd (04/20/2024) – Queen Anne in style、Herbert Langford Warrenの設計

Strong’s Block

1896年に建てられたFlemish Revival styleの商業施設。

1637–1651 Beacon St (04/20/2024)

Staples-Crafts-Wiswall Farm

1688年にJohn Staples牧師により建てられた家。彼の死後、親戚のMoses Craftが家を相続し、1750年に家を再建した。1824年に息子Moses Craft IIが相続、家をいとこのWilliam Wiswallに売却した。Wiswallは家をFederal styleに改装したのちに、1858年、ボストンの商人David Kinmonthに家を売却。彼はVictorian/Georgian styleに家を改装した。その後も所有者は何度も変わったが、2017年にSuzuki School (music school)の所有となっている。

1615 Beacon St (04/20/2024)

Frederick Collins House

1847年に建てられたGreek Revival styleの家。

1734 Beacon St (04/20/2024)

Waban Branch Library

1929年に建てられたTudor Revival styleの図書館。Newton Free Libraryの分館だったが、2009年初頭に資金問題で閉鎖。同年9月に独立したWaban Library Centerとして再開した。

1608 Beacon St (04/20/2024)

Eleazer Hyde House

1770年頃に建てられたGeorgian styleの家。Eleazer Hyde Jr.は、Newton初期の移民の息子。

401 Woodward St (04/20/2024)

John Woodward House

1686年以前に建てられたという家。以後275年にわたり、Newtonの最初期の移民John Woodwardの一族によって保持されていた。19世紀に増改築されたとされる。

50 Fairlee Rd (04/20/2024)

Pine Ridge Road–Plainfield Street Historic District

1880-1930年代に建てられた家が多く残る歴史地区。もとは農地だったが1886年に開発業者のCharles PageとFrederick Henshawが土地を買収して開発が始まった。

24 Plainfield St (04/20/2024) – Shingle style。1897年。
30 Plainfield St (04/20/2024) – 1898年。
69 Pine Ridge Rd (04/20/2024) – Queen Anne style
80 Pine Ridge Rd (04/20/2024) – Shingle style
91 Pine Ridge Rd (04/20/2024) – Queen Anne style
99 Pine Ridge Rd (04/20/2024) – English Tudor Revival style
100 Pine Ridge Rd (04/20/2024) – 1931年。 Colonial Revival style

NEWTON LOWER FALLS

Newtonの西の境界を流れるCharles Riverにおいて、下流側で滝を形成している地域。いくつかの滝を経て、川の水位は計5mほど下がる。隣町のWellesleyと接しており、商業地区もWellesleyにある。交通機関としては、MetroWest Regional Transit Authorityのバスが平日のみ走る。Greenline Dの終点RiversideおよびコミューターレールのWellesley Farms駅から、ともに歩いて1マイルほどである。

Newton Lower Falls (04/27/2024)
Wellesley Townとの境界 (04/27/2024)

Newton Cottage Hospital Historic District

エリアの端、Greenline DのWoodland駅の近くにある。ただし道中にはI-95のICなどがあり、交通量は多い。病院自体は、1881年に村の小さな医院として始まった。次第に規模を拡大し、1894-1908年には多くの施設が建設された。現在はMass General Brighamのネットワークを構成する一員である。

I-95のIC (04/27/2024)
2014 Washington St (04/27/2024) – 敷地は広大である。
郊外にあるので週末の院内は人気が少ない (04/27/2024)

Ware Paper Mill

1790年に建てられた製紙工場の一部。1938年まで紙が製造されていた。

2276 Washington St (04/27/2024)

William Curtis House

1839年に建てられたFederal-Greek Revival stylingの家。William Curtisは兄弟と共に、このエリアでは初めて抄紙機を用いた製紙工場を所有していた。

2330 Washington St (04/27/2024)

St. Mary’s Church and Cemetery

1814年に建てられたGothic Revival/Federal styleの教会。数回の改装を経ている。付属の墓地は1812年から使用されている。

258 Concord St (04/27/2024)

Newton Lower Falls Historic District

Newton Lower Fallsの歴史地区でSt Mary’s Church and Cemeteryの周囲に広がる。もともと水力を利用した製粉所や製材所が17世紀からつくられていたが、定住者が増え始めたのは18世紀に入ってからである。

559 Grove St (04/27/2024) – 1907年。
666 Grove St (04/27/2024) – 1838年。
671 Grove St (04/27/2024) – 1850年。
677 Grove St (04/27/2024) – 1900年。
2345 Washington St (04/27/2024) – 1755年。

AUBURNDALE

Newtonの西端、西はWeston、北はWalthamに接する。1963年まではNorumbega Parkというアミューズメントパークがあった。Mass Pikeとコミューターレールが村内を東西に貫通するが、どちらかといえば線路のこれらの北側に見どころが多い。交通機関としては、コミューターレール・Framingham/Worcester LineのAuburbdale駅がある。Bus505、558は平日のみの運行。

Brae-Burn Historic District

Auburndaleの南東端の未開発地域だったが、1911年よりCraftsmanおよびColonial Revival styleの家が多く建てられるようになった。Brae Burn RdとWindmere Rdに1940年までに建てられた家が多く残る。

Brae Burn Rd (05/18/2024)
119 Windmere Rd (05/18/2024) – 1898年。
125 Windmere Rd (05/18/2024) – 1916年。
132 Windmere Rd (05/18/2024) – 1915年。

House at 102 Staniford Street

1869年に建てられ1915年に拡張されたItalianate stylingの家。アイルランド移民のPatrick Careyがこの地を牧場とし、1930年代にその子孫が養鶏場とし、1950年代まで続けた。現在もCareyの子孫が所有している。

102 Staniford St (05/04/2024) – これは元の納屋で、母屋は後方にある。

House at 307 Lexington Street

1860年頃に建てられたGreek Revival styleの家。

307 Lexington St (05/04/2024)

House at 230 Melrose Street

1858年頃に建てられたSecond Empire stylingの家。

230 Melrose St (05/04/2024)

House at 2212 Commonwealth Avenue

1845年頃に建てられたGothic Revival styleの家。

2212 Commonwealth Ave (05/04/2024)

Plummer Memorial Library

1927年に建てられたTudor styleの図書館。Newton Free Libraryの分館だったが、財政問題のため2009年に閉鎖。現在は地域の独立した図書館として運営を続けている。

375 Auburn St (05/04/2024)

House at 31 Woodbine Street

1845年頃に建てられたGreek Revival styleの家。

31 Woodbine St (05/04/2024)

Whittemore’s Tavern

1724年頃にAuburndaleの初期の移民、William Robinson IIにより建てられた。1760年代にはTavernとして使われていた。

473 Auburn St (05/04/2024)

Riverside Concrete Company-Lamont’s Market

1910年、Riverside Concrete Companyによりコンクリートブロックを使って建てられた市場。2階部分は1928年に付け加えれた。

2 Charles St (05/04/2024)

Clark House

1895年に建てられたQueen Anne styleの家。Young People’s Society of Christian Endeavourの創設者Francis Edward Clarkのための家だった。

379 Central St (05/04/2024)

Rufus Estabrook House

1848年に建てられたGreek Revival styleの家。

33 Woodland Rd (0/04/2024)

Auburndale Congregational Church

1857年に建てられたRomanesque styleの教会。Charles Edward Parkerによる設計。その後、数度にわたり拡張されている。

64 Hancock St (05/04/2024)

E. C. Hammond House

1909年に建てられたCraftsman stylingの家。Edward C. Hammondは材木屋だった。

35 Groveland St (05/04/2024)

Walker Home for Missionary Children

宗教活動のために親から離れて暮らす子供たちの寮として、1913年に建てられた複数の建物からなる。

144 Hancock St (05/04/2024) – Colonial Revival styleでCoolidge & Carlsonの設計。
138 Hancock St (05/04/2024)

Harding House-Walker Missionary Home

1850年頃に建てられたItalianate stylingの家。Auburndaleの不動産に早くから投資していたSewell Hardingのものだったが、彼は1860年代に売却。その後はLasell Universityの寮になっていたが、1925年、Walker Home for Missionary Childrenの所有となった。

161–163 Grove St (05/04/2024)

Lasell Neighborhood Historic District

1851年、女性の神学校として設立されたLasell Universityを中心とする歴史地区。このあたりはもともと農地であったが、19世紀の鉄道開通とともに住宅が増加していった。大学寮の紹介はLasell Universityのサイトに詳しい。

Lasell University (05/04/2024)
Gardner House (05/04/2024) – 大学の寮。1844 Commonwealth Ave。1884年。著名な卒業生Elizabeth Gardnerにちなんで名付けられた。
120 Woodland Rd (05/04/2024) – 1852年。
Hoag House (05/04/2024) – 大学の寮。1890年。長年英語教師を務めたElinor Hoagにちなんで名付けられた。
Karandon House (05/04/2024) – 大学の寮。1844 Commonwealth Ave、1893年。1943-1958年まで学長を務めたDr. Bragdonの妻・Kate Ransom Bragdonの名前を縮めたネーミング。
Cushing House (05/04/2024) – 大学の寮。173 Woodland Rd、1867年。
195 Woodland Rd (05/04/2024) – 1875年。
244Woodland Rd (05/04/2024) – 1928年。
256 Woodland Rd (05/04/2024) – 1926年。
Haskell House (05/04/2024) – 大学の寮。5 Vista Ave、1887年。
Spence House (05/04/2024) – 大学の寮。15 Vista Ave、1867年。
30 Vista Ave (05/04/2024) – 1883年。
38 Vista Ave (05/04/2024) – 1870年。
53 Vista Ave (05/04/2024) – 1870年。Ruskinian Gothic style。
62 Vista Ave (05/04/2024) – 1879年。Italianate style。
59 Grove St (05/04/2024) – 1849年。
84 Grove St (05/04/2024) – 1855年。
89 Grove St (05/04/2024) – 1855年。
176 Grove St (05/04/2024) – 1862年。
222 Grove St (06/08/2024) – 1884年。
222 Grove St (05/04/2024) – 1875年。

Old Shephard Farm

1740年頃に、Auburndaleの初期の移民Alexander Sheperdにより建てられた家。その後、何度も改装と拡張を繰り返し現在に至っている。

1832 Washington St (05/04/2024)

The Eminence

1853年、5.6エーカーのCharles River沿いの土地に建てられたItalian Villa styleの邸宅。Hammatt Billingsの設計。完成前にThomas Hallという磁気装置製作者が購入している。

122 Islington Rd (06/08/2024) – 奥に家屋が見える。

House at 203 Islington Road

1870年に建てられたLate Victorian styleの家。もとはEzra Winslowによりつくられた “Islington”と呼ばれる大きな地所の一部だった。

203 Islington Rd (06/08/2024)

WEST NEWTON

NewtonvilleとAuburndaleに挟まれた区域。Washington StとElm Stの交差点あたりを中心に’West Newton Square’と呼ばれる中心街を形成する。Newton CornermNewtonville、Auburndale同様、Mass Pikeとコミューターレールが村内を東西に通り抜ける。見どころは南北におおむね均等に分布している。交通機関としては、コミューターレール・Framingham/Worcester LineのWest Newton駅があるほか、Nweton CornerとWalnthamを結ぶBus 553554のちょうど中間地点にあたっている。

West Newton Village Center Historic District

中心街にある歴史地区。Washington Stを中心に、Newton Cornerに次いでNewtonで2番目に大きい商業地区を形成している。1690年には農地であったが、18世紀を通じて人口が増え続け、町も発展していった。現在でもNewtonの警察署と裁判所はこのエリアに建っている。

St Bernard’s Church (05/11/2024) – 1523 Washington St。1874年。
警察署 (05/11/2024) – 1321 Washington St。1931年。Classical Revival style。
警察署別館 (05/11/2024) – 25 Chestnut St。Tudor Revival style。もとは図書館だった。
Robinson Block (05/11/2024) –  989-1001 Washington St。1875年に建てられた商業施設。
99 Higland St (05/18/2024) – 1895年。

Railroad Hotel

1831年、Seth Davis Houseにより建てられたGreek Revival/Federal styleの建物。中心街に位置する。当初は駅馬車の宿泊所としてつくられた。1834年、Worcesterを目指す鉄道が最初にWest Newtonまで完成したとき、ここが列車から駅馬車への乗り換え施設として大いににぎわった。

1273–1279 Washington St (05/11/2024) – 現在はホテルではない。

First Unitarian Church

1906年に建てられたGothic Revival styleの教会。中心街に位置するランドマーク。建物はRalph Adams Cram、全体の敷地はFrederick Law Olmsted Jr.が設計した。

1326 Washington St (05/11/2024)

Second Church in Newton

1916年に建てられたGothic Victorian styleの教会。Allen & Collensの設計。Newton西教区は1764年、Newtonでは2番目にできたものであり、会衆の増加に伴いこの教会の建設に至った。中心街に近い場所にあるランドマーク。

60 Highland St (05/18/2024)

Dr. Samuel Warren House

この家の最古の部分は、初期の移民William Williamsにより1716年に建てられたとされる。1751年に現在の大きさになり、19世紀に現在地に移設された。医師Samuel Warrenや教育者Nathaniel Topliff Allen Homesteadが住んだことでも知られる。

432 Cherry St (05/11/2024)

House at 170 Otis Street

1870-1年に建てられたSecond Empire styleの家。Hammatt Billingsの設計。州知事William Claflinの娘夫妻Charles EllisとEmma Claflin Ellisのために建てた家。ClaflinはNewtonvilleに住んでおり、ここも住所はWest NewtonだがNewtonville中心街に近い。

170 Otis St (05/26/2024)

George W. Eddy House

1913年に建てられたCraftsman stylingの家。George W. Eddyは商人だった。

85 Bigelow Rd (05/26/2024) – Newtonvilleの中心街に近い。

Levi F. Warren Jr. High School

1927年に建てられたColonial Revival/Georgian Revival stylesの学校。Bridgewater State Universityを卒業し、SalemとNewtonで21年間、文法の教師を務めたLevi F. Warrenにちなんで名付けられた。

1600 Washington St (05/18/2024)

Myrtle Baptist Church Neighborhood Historic District

このエリアは、1870年代からアフリカン・アメリカンのコミュニティが形成されており、Myrtle Baptist Churchはその中心であった。1880年代から1929年に建てられた家が多く残る。なお、エリアの一部はMass Pikeの建設により失われている。

Myrtle Baptist Church (05/24/2024) – 21 Curve St。1898年。
9-11 Prospect St (05/18/2024) – 1893年。
17-21 Prospect St (05/18/2024) – Second Empire style。
29 Prospect St (05/18/2024)
23 Gilbert St (05/18/2024)

Thomas A. Crimmins House

1910-11年に建てられたGeorgian Revival styleの家。

19 Dartmouth St (05/18/2024)

Day Estate Historic District

銀行家Henry Dayが所有していた土地を1920年代に分割し、1928-30年にかけて6軒のTudor Revival styleの屋敷を建てたもの。

10 Dartmouth St (05/18/2024)
26 Dartmouth St (05/18/2024)
1395 Commonwealth Ave (05/18/2024)
1415 Commonwealth Ave (05/18/2024)
1429 Commonwealth Ave (05/18/2024)
1445 Commonwealth Ave (05/18/2024)

Arthur F. Luke House

1909年に建てられたCraftsman styleの家。Arthur F. LukeはNational Tube Company (現U.S. Steel Tubular Products)の上級管理職だった。

221 Prince St (05/18/2024)

Charles W. Noyes House

1914年に建てられたAmerican Craftsman styleの家。Charles W. Noyesは弁護士だった。

271 Chestnut St (05/18/2024)

West Newton Hill Historic District

中心街から南東に位置する住宅街で、1834年の鉄道開通から開発が始まった。これに際し、景観デザイナーAlexander Wadsworthにより32 haにわたる土地のレイアウトが行われた。1880-1900年に建てられた家が多く残る。

12 Valentine St (05/18/2024) – Greek Revival style。
128 Chestnut St (05/18/2024) – 1854年。
129 Chestnut St (05/18/2024) – Second Empire style
152 Chestnut St (05/18/2024) – Second Empire style
170 Chestnut St (05/18/2024) – Queen Anne style
260 Chestnut St (05/18/2024) – 1900年。
292 Otis St (05/18/2024) – Second Empire Style
332 Otis St (05/18/2024) – Queen Anne Style
333 Otis St (05/18/2024) – Queen Anne Style
334 Otis St (05/18/2024) – Queen Anne Style
21 Barnstable Rd (05/18/2024) – 1942年。
19 Burnham Rd (05/18/2024) – 1899年。
22 Burnham Rd (05/18/2024) – 1890年。
Child with Calla Lily Leaves (05/18/2024) – 彫刻家Anne Whitneyによるモニュメント。

Peirce School

1895年に建てられたColonial Revival styleの学校。教育改革者Cyrus Peirceにちなんで名付けられた。1951年まで小学校として使用されていたが、現在は老人や障がい者の住居となっている。

88 Chestnut St (05/18/2024)

Joseph L. Stone House

1881年に建てられたQueen Anne styleの屋敷と納屋。Joseph L. Stoneは銀行家だった。

77 Temple St (05/18/2024) – 裏手に85番地の納屋があり、現在は住宅となっている。

Galen Merriam House

1840年代に建てられたItalianate stylingの家。Galen Merriamはボストンの石炭商人だった。

102 Highland St (05/18/2024)

Newton Street Railway Carbarn

1890年にNewton Street Railway Companyによって建てられた路面電車の車庫。このように木造の車庫が残ることは珍しい。現在はスーパーマーケットになっている。

1121 Washington St (05/18/2024)

Samuel Wheat House

1735年頃にDr. Samuel Wheatにより建てられた家。市内最古の家のひとつ。

399 Waltham St (05/18/2024)

Charles Maynard House

1897年に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。自然主義者で剥製製作者でもあったCharles Johnson Maynardの家として知られる。かつてMaybard家の農場であった土地で、兄弟の所有であったものを分割して建てられた。

459 Crafts St (05/11/2024)

House at 309 Waltham Street

1835年頃に建てられたGreek Revival styleの家。

309 Waltham St (05/11/2024)

House at 3 Davis Avenue

1853年頃に建てられたItalianate styleの家。

3 Davis Ave (05/11/2024)

House at 15 Davis Avenue

1850年代に建てられたItalianate styleの家。

15 Davis Ave (05/11/2024)

Henry Gane House

1860年代に建てられたSecond Empire styleの家。Henry Ganeは裕福な商人で、周囲も含め6.5 haの土地を所有していた。この土地はのちに分割され、住宅地となっている。

121 Adena Rd (05/11/2024)

Charles D. Elliott House

1860年代に建てられたSecond Empire styleの家。Charles D. Elliottは貯炭場・貯木場の所有者であった。

7 Colman St (05/11/2024)

Seth Davis House

1820年代に建てられたGreek Revival styleの家。Seth Davisは地元で有名な教師であり、不動産投資家でもあった。Railroad Hotelを建てたことで知られる。

32 Eden Ave (05/11/2024)

West Parish Burying Ground

1777年に設置された墓地。1855年に市営の大きな墓地ができ、ここは1891年の埋葬が最後となっている。一般には公開されていない。

River and Cherry Sts (05/11/2024)

Nathaniel Topliff Allen Homestead

1848-52年にかけて建てられたGreek Revival styleの家。Nathaniel Topliff Allenは19世紀半ばに新しい教育法を考案し、州の教育長官Horace Mannに雇われ、近くのNormal schoolで教育を実践した。

35 Webster St (05/11/2024)

Putnam Street Historic District

1834年の鉄道開通とともに住宅が多く建てられた地区。多くは1860年代にNewton Land Companyという会社によって区画された。

29 Putnam St (05/11/2024) – 1860年頃。
39 Putnam St (05/11/2024) – 1877年。
44 Putnam St (05/11/2024) – 1886年。Queen Anne style。
50 Putnam St (05/11/2024) – 1898年頃。
34 Temple St (05/11/2024) – 1849年。Queen Anne style。
60 Temple St (05/18/2024) – 1852年。
70 Temple St (05/18/2024) – 1914年。
4 Winthrop St (05/11/2024) – Second Empire style。
44 Winthrop St (05/11/2024) – Second Empire style。
52 Winthrop St (05/11/2024) – Second Empire style。
49 Shaw St (05/11/2024) – 1874年。

Webster Park Historic District

1844年、景観デザイナーAlexander Wadsworth(Mount Auburn Cemeteryの設計者としても有名)により設計された住宅街で、Webster Parkの周辺に1847-80年に建てられた家が多く残る。

Webster Parkの入り口 (05/11/2024)
102 Webster St (05/11/2024) – 1845年。
153 Webster St (05/11/2024) – 1865年。

Nonantum

Native Americaのマサチューセッツ族の居留地で、17世紀、Wabanに住んでいたJohn Eliotがキリスト教の布教を行ったことで知られる。Busは59と558があるが、後者は土日祝は走らない。

Jonas Salisbury House (62 Walnut Park)

1847年頃に建てられたGreek Revival styleの家。NewtonvilleとNewton Cornerの中間に位置する。Jonas Salisburyは市内にいくつもの家を持っていた。85 Langley Rdにも彼の家がある。

62 Walnut Pk (05/12/2024)

Our Lady Help of Christians Historic District

Gothic Revival styleで建てられたカトリックの宗教施設で、教会、修道院、神父館、カトリック高校(Trinity Catholic High School)の4つの建物からなる。最初の3つはJames Murphyの設計で1873-90年、学校は1924年に建てられた。カトリック高校は2012年に閉校し、現在はプライベートスクールとなっている。

Adams and Washington Sts (02/24/2024) – 修道院
Adams and Washington Sts (02/24/2024) – 教会
Adams and Washington Sts (02/24/2024) – カトリック高校

Agudas Achim Anshei Sfard Synagogue

1912年に建てられたRomanesque Revival-styleのシナゴーグ。正面扉上に「ダビデの星」を置いている。

168 Adams St (02/24/2024)

Evangelical Baptist Church

1873年に建てられたGothic Revival styleの教会。Charles Edward Parkerが設計した。

23 Chapel St (02/24/2024)

Mayor Edwin O. Childs House

1915年に建てられたCraftsman styleの家。当時のNewton市長Edwin O. Childsが住んでいた。

340 California St (02/24/2024)

Bemis Mill

Charles Riverの河岸に建つ工場。18世紀後半にダムが建設され、その後David Bemisが製糸工場を開業。1822年、上流のWalthamにあったBoston Manufacturing CompanyがDavidの娘Sethに1インチあたり$1,000でダムを低くすることを提案している。その後も所有者を変えながら20世紀前半まで工場として使用されていたが、現在はオフィスビルに転用されている。

1–3 Bridge St (02/24/2024)
Watertown Dam (02/24/2024) – 実際低い。
Seth Bemisが石炭から抽出したガスでランプを点灯し、工場を照らしたことを記念するプレート (02/24/2024)

OAK HILL

Newtonの中でも最南端に位置する村。比較的新しい建物が多く、歴史的建造物は少ない。交通機関はWatertownからNewton Centreを経てDedhamへ向かうBus 52のみだが、平日のみの運行である。

Dudley Rd (05/25/2024) – Oak Hillに向かう道の一つ

Gershom Hyde House

1744年頃、初期の移民Gershom Hydeにより建てられた家。2021年に市当局の許可なくTy Guptaという業者により破壊された。この件はいまだ調査中となっている。

29 Greenwood St (05/25/2024) – おそらく2021年よりこの状態と思われる。Newton Centre駅から2マイル歩いてこれである。

House at 215 Brookline Street

1693年頃に建てられたGeorgian stylingの家で、Saltbox形式(非対称の屋根でNew Englandに特徴的とされる)である。建て主のThomas Hastingsはこの地域の行政などに尽力した。

215 Brookline St (05/25/2024)

King House

1710年頃、初期の移民・Jonathan Dykeによって建てられたとされる、First Period(1626-1725にかけてイングランド植民地で使われた様式)の家。19世紀に少し改装され、地元の医師Noah Kingが住んでいた。

328 Brookline St (05/25/2024)

Dr. Henry Jacob Bigelow House

1887年に建てられたShingle styleの家。Henry Hobson Richardsonの設計。1846年にMassachusetts General Hospitalにおいて、初めてエーテル麻酔を行ったHenry Jacob Bigelowの家だった。1980年代にPBSの番組This Old Houseの企画でリフォームされ、コンドミニアムとなった。

72–80 Ober Road (05/25/2024)

House at 729 Dedham Street

1855年頃に建てられたGreek Revival styleの家。

729 Dedham St (05/25/2024)

Working Boys Home

1896年に建てられたRomanesque styleの孤児院。Newtonの南西端に位置し、NeedhamやDedhamに近い。建築費が高すぎて運営主体が破産寸前となったため、ホームレスの少年たちを入居させ、彼らが働いて得た賃金をシェアすることで運営されていた。1970年代までXaverian Brothersにより運営、現在はLeventhal-Sidman Jewish Community Centerとなっている。

333 Nahanton St (05/25/2024)