2022年3月末、中央バス・滝川北竜線は廃止となった。その終点が「碧水市街」という停留所だった。
「碧水市街」は集落の中にあり、深川-留萌間を結ぶ国道233号からは少し離れている。国道の方には札幌からの「高速るもい号」、沿岸バス・留萌旭川線の「碧水」停留所がそれぞれ設置されている。
では、「滝川北竜線」廃止後の「碧水市街」はどうなったのか。「もうひとつの「留萌線」を歩く」旅で碧水を通った際に立ち寄ってみた。
「中央」の文字は消されているが、たしかにバス停は現存していた。北竜町が追分市街までのバスを代替運行していたのである。周囲の様子も以前と大きく変わった様子はなかった。旧国鉄札沼線時代の新十津川-石狩沼田の区間には碧水駅があったというが、この近くだったのかもしれないと思った。