この地は、かつて三井砂川炭鉱を擁し、函館本線の枝線の終点であった。
現在は中央バス・上砂川線と歌志内線が通っている。
乗ってみると、けっこう乗客は多い。
旧立坑櫓は無重力実験場となり(のちに廃止)、上砂川駅舎は「悲別駅」として有名。
「続・北海道鉄道跡を紀行する」(1999)、「そらち炭鉱遺産散歩」(2003)、「炭鉱-盛衰の記憶」(2003)などにも記事がある。
国鉄時代は、「上砂川支線」と「歌志内線」は、別々の路線として砂川から分岐していたが、双方とも廃止されてから久しい。
上砂川から「文殊峠」を越えて歌志内まで歩くのは、それほど苦ではない。
歌志内市史では、上砂川との境界争いについての記述があり、隣同士だとわかる。