中央バス・深滝線では、江部乙と雨竜の間の石狩川を「江竜橋」で越える。
橋ができる前は「伏古渡船場」があったことを記す碑が建てられている。
従来よりアイヌ人の住んでいたこの地に和人が入植、明治時代に渡船が始まった。
1958年に「江竜橋」を着工、7年の歳月をかけて1965年に完成。
これにより「75年間11代にわたる船頭と部落民の血のにじむような努力によって」
「一件の事故もなく終始した」渡船場は廃止された。
現在の橋は2012年に架け替えた2代目という(Wikipedia)。
雨竜町によると、雨竜から妹背牛方面へは、すでに1894年に雨竜橋がかかっていた。
「雨竜橋」という停留所もある。
深滝線は、滝川-江部乙-江竜橋-雨竜-雨竜橋-妹背牛-深川というコースを取り、
二度川を越えるのである。
ちなみに札沼線新十津川-石狩沼田間の橋は1972年である。