再開発ですっかり様子の変わった苗穂駅付近。
駅のそばの公園に、D51の動輪軸と苗穂の歴史について書かれた看板がある。
1969年の市電路線図も書いてあり、興味深い。
苗穂は、1866年に幕命を受けた大友亀太郎(大友堀で有名)が開拓を始めたという。
「察歩呂村」と名付けられていたが、明治初め、札幌開発にともない「札幌元村」となった。
その後、新潟・山形からの移民を迎えて、苗穂村が形成されていく。
ここにはかつて、札幌市電・苗穂線(グランドホテル前-苗穂駅前)が通っていたが、1971年に廃止となっている。バス路線は中央バス・東6 札苗線と56 東雁来線。