留萌十字街⇔旭川駅前
留萌市街と旭川市街を結ぶ。沿岸バスと道北バスの共同運航。総延長84.1km。このような長距離の路線バスが維持されていること自体が驚異といえる。もともと旭川-留萌間には一定の交通があったようだ。国鉄時代には留萌本線「急行るもい」も走っていたし、亡母も子供の頃、夏に旭川から留萌に海水浴に行ったと言っていた。とはいえ、自分も最初からこの路線を歩こうと思っていたわけではなく、中央バス・深旭線、更進線、滝深線、沼田線を歩いているときにこの路線を見かけたので、留萌まで足を延ばそうと考えたのである。豪雪地帯を通り抜けるため、バス停の標識の位置が非常に高いところにあるというのは印象的である。2022年に8往復から5往復に減便、さらに2023年3月には並行するJR留萌本線の沼田-留萌間の廃止があり、今後の情勢は予断を許さない。