Readingを歩く

ボストンの北方約26kmにある人口25,000人ほどの町。最初の入植者は1630年代にイングランドから到着している。1644年にイングランドの同名の町から名前をとって設立。19世紀に分離するまでは現在のWakefieldとNorth Readingの領域も含んでいた。世帯年収は中央値で$154,000(2022)くらい。人口の92.4%が白人。公共交通機関としてはMBTAのHaverhill LineBus137がある。NRHPはWikipediaのリストに載っているが、何件かはすでに壊され、新しい建物に置き換わっている。

Common Historic District

Reading Commonを中心とする歴史地区で、Old South United Methodist教会のようなランドマークの他に、19世紀の住宅が残るエリアである。

Reading Common (02/10/2024) – 他の町に比べて小さめ。
Memorial Park (02/10/2024) – 3人の人物を記念している。
Old South United Methodist Church (01/15/2024) – 1913年
First Congregational Church (02/17/2024)
Town Hall (02/17/2024)

Masonic Block

1894年に建てられたRenaissance Revival stylingのビルで、3階がフリーメイソン支部として使われた。建てたのはReading Masonic Temple Corporationで、地元の実業家からなる会社だった。

600-622 Main St (02/10/2024)

Reading中心街の動画。

Walnut Street School

1854年に建てられた町で最古の公共建築の一つ。2つの教室があった。1944年まで学校として使われた後、1962年年から地元の演劇団体Quannapowitt Playersの施設となっている。

55 Hopkins St (02/19/2024)

Samuel Foster House

1709年、農家で製粉もしていたSamuel Fosterが建てた家。1769年、独立戦争にも参加したEbenezer Emersonがこの家を購入。1912年にMeadow Brookゴルフクラブが取得し、グラウンドキーパーの居住用として1923年から1980年代まで使用された。1998年、もはやゴルフクラブにとって不要となった建物は、破壊をまぬがれて現在地へ移設されている。

409 Grove St (02/17/2024)
街から2.3マイル、林間道路を歩く。

Jerry Nichols Tavern

1785年、独立戦争を戦ったJeremiah Nicholsにより建てられた。1810-13年に拡張され、1830年にはtavernおよび駅馬車の停車場となっていた。1824年、Peter Sanborn牧師が購入し、一族は1940年代までここを保有していた。

51 Mill St (02/10/2024)

Pearl Street School

1939年、ニューディール政策にの一環として行われたPublic Works Administrationにより建設された学校。Colonial Revival, Classical Revival, およびArt Deco styleの折衷といわれる。1989年まで小学校として使われたが、現在はケア付き住宅となっている。

75 Pearl St (01/15/2024)

Old Hose House

1902年に建てられた Colonial Revivalの建物で、消防ポンプ車を収納していた。1930年、町が新たに消防署を整備したため、建物は地元の劇場となり、1972年からはリハーサル会場として使用されている。

1249 Main St (01/15/2024)

George Batchelder House

1825年に建てられたFederal styleの家。地元の名家Batchelder家により保有され、George BatchelderはNathaniel Batchelder Houseで育った。

127-129 Franklin St (01/15/2024)

Pratt House

1809年に建てられたGeorgian/Federal styleの家。Pratt家により所有され、Joseph Prattは町で初めて縫製機械を用いた靴製造業者として知られる。

456 Haverhill St (01/15/2024)

Daniel Nichols Homestead

1740年代初頭に建てられたGeorgian stylingの家。New Englandに典型的なSaltbox house(屋根が非対称)の形となっている。

434 Haverhill St (01/15/2024)

Haverhill Street Milestone

1800年に建てられた里程標。”B / 12 / M”と記され、ボストンからの距離を示している。

Haverhill St/Wakefield St (01/15/2024)

Boston and Maine Railroad Depot

コミューターレールのHaverhill Lineの駅。もとはBoston and Maine Railroadの駅として1845年に開業、1870年に2代目駅舎となっている。詳細はReading Stationを参照。

35 Lincoln St (12/09/2023)

Stillman Parker House

1850年代に建てられたFederal/Greek Revival stylingの家。Stillman Parkerは地元の靴製造業者で、町の行政委員会(board of selectmen)のメンバーでもあった。

484 Summer Ave (12/09/2023)

Benjamin Beard House

1850年代初頭に建てられたGreek Revival styleの家。Benjamin Beardは町で最初の宝石屋で、1847年に店を開き、息子のWilliamが跡を継いでいる。

251 Ash St (12/09/2023)

Reading Municipal Light and Power Station

1894年に建てられたRomanesque styleの市営発電所。1925年以降は変電所となり、現在は市の事務所が入居している。

226 Ash St (12/09/2023)

Highland School

1896-7年にかけてHorace G. Wadlinの設計により建てられたRenaissance Revival styleの学校。1981年まで小中学校として使用され、その後は町の公共図書館となった。

64 Middlesex Ave (12/09/2023)

Parker Tavern

1694年、農民で鍛冶屋のAbraham Bryantにより建てられた家で、正面が2階建てで後方が1階建ての様式はSaltbox houseと呼ばれ、New Englandに特徴的なものとされた。のちにEphraim Parkerが18世紀にTavern (宿屋と酒場を兼ねたもの)を運営。彼はReadingの創設者のひとりThomas Parkerの孫であり、Battle of Lexington and Concordにも参加。また英軍将校Archibald Campbellを捕虜としてTavernに迎え入れ、1778年のEthan Allenとの捕虜交換まで滞在させている。

103 Washington St (12/02/2023)
103 Washington St (12/02/2023)

House at 322 Haven Street

1876-89年の間に建てられたGothic/Italianate styleの家。その頃はHaven Stは貯木場を通るプライベートの道路で、1912年に町道となっている。

322 Haven St (12/02/2023)

Rowhouses at 256–274 Haven Street

1886年に建てられたGreek Revival/Italianate styleの長屋。

256–274 Haven St (12/02/2023)

Reading Municipal Building

1885年に建てられた市営ビルで、役場、刑務所、消防署が入居していた。1918年、消防署以外は他の場所へ移転し、現在はシニアセンターとして使われている。

49 Pleasant St (12/02/2023)

Carter Mansion

1802年、町で最初に靴製造を始めたDaniel Chuteにより建てられたFederal styleの家。町で蒸気機関による製粉所を所有していたSamuel CarterがChute家に婿入りし、その息子のWilliamにより改装されている。

89 Woburn St (12/02/2023)