「沼田町探訪記 – 幌新編」

「沼田町探訪記 – 真布編」の後、沼田を再訪したのは2025年8月、私が米国を引き払って帰国した後のことである。深川9時13分発に乗り石狩沼田9時28分着。翌年の廃止を控えて乗客は激増している。

石狩沼田駅 (08/25/2025)
石狩沼田駅 (08/25/2025)

上の写真のように、みんな折り返し列車で深川に戻るわけだが、私はひとり9時55分発の幌新線バスに乗車。地元の人が3人乗っていて、声をかけてくれる。

幌新温泉付近には炭鉱資料館、化石博物館などの見どころがあるが、この日は月曜日で休館。そもそも私は数年前にここに車で来たことがあり、これらを見学しているので問題はない。

蒸気機関車クラウス号 (08/25/2025) – ドイツ製で留萌鉄道で使用された後、昭和炭鉱でも使われていたようだ。

ということで、さっそくバスで来た道を歩き始める。すぐに幌新太刀別川を渡る。

幌新太刀別川 (08/25/2025)

幌新を出るとしばらく人気のないエリアが続く。

人気のない道 (08/25/2025)

やがて農業地帯に入る。

幌新第一部落会館 (08/25/2025)

さらに進むと恵比島地区に入っていく。留萌線恵比島駅があったエリアである。

旧留萌線の跡 (08/25/2025)
旧留萌線の跡 (08/25/2025)

恵比島駅跡はNHK連続テレビ小説『すずらん』(1999)」に登場したということで「明日萌駅」として保存されている。

恵比島駅跡 (08/25/2025)

駅前旅館も保存されている。

駅前旅館 (08/25/2025)

もっとも、30年近く前のドラマの撮影地ということもあり、ここでは一人の観光客も見かけることはなかった。もちろん、お土産店などもない。

恵比島には幌新太刀別川から水を引く頭首工がある。

さらに歩き続けて沼田市街を目指す。再び幌新太刀別川を渡る。

08/25/2025

沼田第3第4会館には地神がまつられている。

沼田第3第4会館 (08/25/2025)

帰りは中央バス・沼田線で深川に戻った。