「峰延」

峰延は美唄南部に位置し、三笠・岩見沢とも接するエリアである。美唄市のサイトによれば、このあたりは「沼貝」と呼ばれていたようだ。駅から近い場所に小林篤一翁顕彰碑がある。

06/08/2023

「この北の大地北海道の農業開拓の歴史は、冷災害の克服にあった。大正二年の未曾有の大凶作によって農民の生活は悲惨を極めたが、この窮状を打開し、農業者の経済の拠り所として、各地で産業組合設立の機運が高まった。明治二十三年兵庫県に生まれた小林篤一翁は同四十三年岩見沢市峰延原野に入植、この時二十一才。大正三年には三十六人の農民と結集して峰延産業組合を設立し、後の連合会組織の基盤を築いた。大正八年には単位吹き米の経済活動の範囲を超えた連合会組織を創始したが、経営は前途多難な時代が続いた。この難局を乗り切るため会長として自ら経営に心血を注ぎ、現在のホクレン農業協同組合連合会の基礎を確立した。また、昭和二十四年には報徳普及の基盤となる北海道報徳社を設立し、千五復興期の社会道義、経済更生に挺身し、心田開発と北海道農業の発展に多大なる功績を残した。その絶大なる偉業を、二宮尊徳精神をもって実践したことを顕すため、ここに小林篤一翁顕彰の碑を建立し、道徳と経済の調和、一円融合生々発展の願いを刻み、北海道の二宮尊徳、北海道の農協の父として敬慕し後世に伝えんとする。」

06/08/2023

駅近くには峰延小学校跡の碑もある。

06/08/2023

少し奥に入ると峰延神社があり、近くに開基百年の碑がある。

06/08/2023

更に奥にある「三号溜池」には複数の碑が建っている。

06/08/2023
06/08/2023 – 判読できない箇所があったので碑文は省略。
06/08/2023
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