Walthamの文化遺産

ボストンの西、Lexingtonの南に位置する人口65,000人の市。19世紀はBoston Manufacturing Companyの成功で栄える。Brandeis大学Bentley大学があることでも知られる。世帯収入の中央値は$96,000。交通機関としてはコミューターレールのFitchburg LineのWaltham駅Brandeis/Roberts駅があるほか、Bus70(Waltham-Cambridge)、553(Roberts-Newton Corner)、554(Waverley駅-Newton Corner)、556(Waltham Highlands-Newton Corner)、558(Riverside-Newton Corner)がある。554、556、558は土日祝運休。NRHPはWikipediaのリストに載っている。

Central Square Historic District

Waltham駅の北側、Waltham Commonを中心とする一帯。19世紀末-20世紀初頭の公共建築が残る。

Central Square (08/05/2023) – Waltham Common。週末はイベントが多い。
Nathaniel P. Banksの像 (08/05/2023) – 他にも3つのモニュメントがある。
City Hall (08/05/2023) – 1924-6年。Georgian Revival style。
消防署 (08/05/2023) – 1887年。
警察署 (08/05/2023) – 1890年。現在は市の博物館。
Music Hall (04/29/2023) – 1879年頃。
商業ビルも多くはこの時代の建築 (08/05/2023)

Piety Corner Historic District

Walthamで最も古い居住区のひとつ。17世紀後半からイングランド人の植民が始まったが、現在残っている家は19-20世紀初頭に建てられたものである。

Sanderson-Bemis House (08/05/2023) – 1819-29, 380 Lexington St
 Jonas Clark House (08/05/2023) – 1825頃, 399 Lexington St. 脇道の奥にある。
Chapel Hill–Chauncy Hall School (08/05/2023) – 中世イングランド風の教会建築。
326 Bacon St (08/05/2023) – 1860年代
356 Bacon St (08/05/2023) – 1860年代
361 Bacon St (08/05/2023) – 1875年。もとは八角形の建物だったという。
326 Lexington St (08/05/2023) – 19世紀後半
395 Lexington St (08/05/2023) – 19世紀後半

Robert Treat Paine Estate

別名Stonehurstと呼ばれるカントリーハウス。1866年、ボストンの弁護士・慈善家Robert Treat Paineと妻Lydia Lymanは、建築家Gridley J. F. Bryantに依頼して夏の別荘を建てた。費用はLidiaの父で、近くにあるThe Valeの所有者George Lymanが支払った。しかし別荘は夫婦とその7人の子供たちには手狭だったため、1883-6年にかけてHenry Hobson RichardsonFrederick Law Olmstedにより再設計・再築された。Paine家は1960年代までここを所有していたが、現在は市のものとなり人々に開放されている。

100 Robert Treat Paine Drive (08/05/2023)
100 Robert Treat Paine Drive (08/05/2023)

John E. Olcott House

1837年頃に建てられたFederal styleの家。John Olcottはレンガ職人だった。

35–37 Central St (08/05/2023)

Robert M. Stark House

1890年に建てられたQueen Anne styleの家。Robert Starkは地元の政治家・弁護士だった。

176 Main St (08/05/2023)

Warren White House

1850-4年頃に建てられたItalianate stylingの家。Warren Whiteは車大工で、土地は農家のDavid Whiteが1855年に彼に売却したもの。

192 Warren St (08/05/2023)

Boston Manufacturing Company

Waltham駅のすぐそばにあり、ランドマークともいえる建物。Boston Manufacturing Companyは、1812年にFrancis Cabot Lowellが創業した綿織物製造会社である。Waltham-Lowell systemと呼ばれる労働・工程管理を編み出したことでも知られる。現在は博物館などに使用されている。

144 Moody St (07/30/2023) – たぶん駅ホームから見るのがベスト。

Benjamin Wellington House

1810年頃に建てられたFederal styleの家。ここはWellingtonが19世紀初めに婚姻により入手した土地という。

56 Whittier St (07/30/2023)

Amos Stearns House

1845年頃に建てられた Greek Revival stylingの家。1782年から1941年にかけて、この土地はStearns家のものだったという。

1081 Trapelo Rd (07/30/2023)

William Wellington House

1779年に建てられたFederal styleの家。1930年にMiddlesex County Hospitalが買い取ったが、その後2000年代にリノベーションされるまで放置されていた。William WellingtonはWalthamの創立時の人物という。

785 Trapelo Rd (07/30/2023)

Wellington–Castner House

1902年にCharles Lowell Wellingtonにより建てられたQueen Anne styleの家。Wellington 家は17世紀からこのエリアに土地を持っていた。

685 Trapelo Rd (07/30/2023)

Metropolitan State Hospital

1930年に開設された公立の精神科病院。Waltham、Lexington、Belmontにまたがる広大な敷地・多くの建物を持っていた。脱施設化の流れにより1992年に閉院、その後しばらく放置されていたが2007年よりリノベーションが始まり、現在はアパートメントや商業施設、オフィスビルなどに改装されている。

475 Trapelo Rd (07/30/2023) – 廃墟化したAdministration Building
Administration Buildingの正面 (07/30/2023)

Phineas Lawrence House

1807-8年頃に建てられたFederal stylingの家。Phineas Lawrenceは17世紀より市の北西部に広大な土地を持つ一族の出身だった。

257 Trapelo Rd (07/30/2023)

Walter E. Fernald State School

西半球では最古の公的資金援助による発達障害を持つ人々のための施設である。敷地は75haにおよぶ。もとは1848年にできた’Experimental School for Teaching and Training Idiotic Children’をルーツとする。

200 Trapelo Rd (07/30/2023) – 敷地内は立ち入り禁止になっていた。奥に建物が見える。

Boston Manufacturing Company Housing

Boston Manufacturing Companyにより建てられた住宅。River Stに2か所に分かれている。

153–155 River St (07/22/2023)
 163–165 River St (07/22/2023)
380–410 River St (07/22/2022)
380–410 River St (07/22/2022)

Lawton Place Historic District

19世紀に建てられたBoston Manufacturing Company(繊維工業)の労働者の住宅。南側の二軒屋は1815-17年にWaltham Common (Central Square)に建てられ、1889年に移設されたもの。北側の長屋は同年に新たに建てられた。

Lawton Pl (07/22/2023) – 南側
Lawton Pl (07/22/2023) – 北側

Newton Street Bridge

1877年につくられたCharles Riverにかかるアーチ橋。

Newton St (07/22/2023) – 橋上の歩道には1877年と表記されている。

Aaron Martin House

1890年代にWaltham Watch Companyの社員であり不動産投資家でもあったAaron Martinにより建てられたQueen Anne stylingの家。彼はAaron Martin Housesも建てている。

786 Moody St (07/22/2023)

Moody Street Fire Station

1890年、Waltham Watch Companyの成功に伴い、市の南側が急速に開発されたために設置された。Queen Anne/Romanesque Revival styling。2019年にリノベーションのため閉鎖、1000万ドルをかけて再建された。

533 Moody St (07/22/2023)

Beth Eden Baptist Church

1891年に建てられたRomanesque Revival styleの教会。New HampshireのWilliam M. Butterfieldによる設計。

82 Maple St (07/22/2023) – 電線を除いて全景を撮るのはほぼ不可能である。

Stark Building

1891年、時計製造道具の製造業者John Stark Jrにより建てられたQueen Anne styleの商業施設。彼はスコットランド移民の父が創業した事業を引き継いで拡大した。

416–424 Moody St (07/22/2023)

St. Charles Borromeo Church 

1922年に建てられたItalian Renaissance Revival styleのカトリック教会。

Hall and Cushing Sts (07/22/2023)

Harrington Block

1884-5年に地元の不動産投資家・Charles Harringtonにより建てられたQueen Anne styleの商業施設。

376–390 Moody St (07/22/2023)

Leonard W. Stanley House

1855-56年に警察官のLeonard Stanleyにより建てられたFederal/Italianate stylingの家。

23–25 Taylor St (07/22/2023)

American Watch Tool Company

American Watch Tool Companyは、1877年にWaltham Watch Companyからスピンオフした会社で、時計製造設備をつくっていた。この建物は1877-1916年にかけて建てられ、1904年までは同社が使用し、のちには自動車工業に使われた。

169 Elm St (07/22/2023)

Waltham Gas and Electric Company Generating Plant

1900-9年頃に建てられたパワープラント。もとは蒸気機関を運用していたが、のちにガスと電気のプラントとなり、1917年に変電所に改造されている。

96 Pine St (07/22/2023)

Moody Street Historic District

Moody Stは駅の東側を通りNewton方向へ南下する道で、Charles Riverを渡りPine St、Crescent Stに出会うあたりが歴史地区になっている。

240-254 Moody St (07/30/2023) – 唯一の平屋。
Cronin’s Landing complex (07/22/2023) – 1879-1930にかけて建てられたデパートだった。
Hall building (07/22/2023)
266-274 Moody St (07/30/2023) – 1900年頃。
旧Adams Department Store (07/22/2023) – 1887年。

Gale–Banks House

1798年頃に建てられたFederal styleの家。Jacob Galeによりつくられ、一家は17世紀よりここで農場を経営していた。1855年、Nathaniel P Banksがこの家を購入。彼はWalthamに生まれ、州の下院議員、州知事を務めたのちCivil Warに参加した人物。彼は1894年に死ぬまでここに住んでいた。

935 Main St (07/15/2023)

Edwin C. Johnson House

1847-53年頃に建てられたGreek Revival/Italianate stylingの家。といっても、通りから引っ込んだ位置にあり、道路からはほとんど見ることができない。

177 Weston St./8 Caldwell St (07/15/2023) – 奥にある建物。手前の道は私道。

Nelson F. Libby House

1891年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。Nelson Libbyは木工場を所有していた。

147–149 Weston St (07/15/2023)

Frederick Flagg House

1930年頃に建てられた家で、ニューヨークのEast Hamptonにある”Home Sweet Home” houseを真似たものとされている。

65 Fairmont Ave (07/15/2023)

Samuel Harrington House

1730年頃に建てられたと考えられているGeorgian styleの家。1684年、Robert Harringtonがこの土地を購入、息子Samuelの結婚祝いに、この家を贈与したと言われている。

Old South St (07/15/2023)

Mount Feake Cemetery

1852年、Grove Hill Cemeteryより後にできた墓地。Mt Feakeというのは1632年、植民地知事John Winthropにより、のちに義理の甥、Watertownの設立者の一人でもあるRobert Feakeにちなんで名づけられた。墓地の設計で有名なRobert Morris Copelandのデザイン。敷地は広大でFitchburg line(コミューターレール)に沿っており、このエリアでは線路を越えての移動ができない。

203 Prospect St (07/23/2023)

Company F State Armory

1908年にできたGeorgian Revival styleの武器庫。Rufus Lordにより建てられた。

Curtis and Sharon Sts (07/15/2023)

Waltham Water Works Shop

1894年に建てられた市営の工房。作業場やオフィスが入っていたが、1980年代には犬の保護施設となった。

92 Felton St (07/15/2023) – ‘WWW’という文字が上に見える。
隣の建物もWWW (07/15/2023)

Daniel French School

1847年に建てられたGreek Revival styleの家。Daniel Frenchはここでプライベートスクールを運営していた。1858年、彼は教えるのをやめ、建物も売却している。

38–40 Common St (07/08/2023)

Lord’s Castle

1886年、Rufus Lordにより建てられた家でノルマン人の城をモチーフにしたとされる。彼は地元の建設業者で、特にCompany F State Armoryを建てたことで知られる。

211 Hammond St (07/08/2023)

The Vale

Lyman StとBeaver Stに沿って広がるLyman Estateとも呼ばれるカントリーハウス。1793年にボストンの商人Theodore Lymanが160haの土地を入手し、以後Lyman一家の夏の別荘として150年以上使われた。屋敷はSamuel McIntireの設計によるFederal style、1800年以前に建てられたgreenhouse (温室)は米国最古のものとされる。1960年代、繊維産業の衰退により資産を失ったLyman家はBentley Universityに売却した。現在は公園として誰でも入ることができる。映画の撮影場所としても利用されることがある。

馬車置き場 (07/08/2023)
温室 (07/08/2023)
屋敷 (07/08/2023)

Jonathan Hammond House

1785年に建てられたGeorgian/Federal stylingの家。現在はBentley Universityのオフィスとなっている。

311 Beaver St (07/08/2023)

Ephraim Hammond House

1775年に建てられたGeorgian styleの家。のちにCornelia Warrenの所有するCeder Hillの一部となった。20世紀初めにガールスカウトの週評議会に寄付され、現在に至っている。

265 Beaver St (07/08/2023)

Rev. Thomas Hill House

1845年に建てられたGreek Revival-Italianate styleの家。牧師でのちにHarvardの総長となったThomas Hillが住んでいた。

132 Church St (07/08/2023)

Lyman Street Historic District

このエリアは1840年から1900年にかけて住宅開発されたエリアで、様々な様式の家が残っている。Lyman Stは1826年、The Valeの主であったTheodore Lymanによって敷設されたもの。

11 School St (07/08/2023) – Federal style。1831年。
54-56 Lyman St (07/08/2023) – Italianate style。
98 Lyman St (07/08/2023) – Shingle style。1886年。

Nahum Hardy House

1845年頃に建てられたGreek Revival styleの家。Nahum Hardyは1839年にHarvard Collegeからこの家を購入した。

724 Lexington St (07/01/2023)

John Sanderson House

1826年に建てられたFederal styleの家。初期の移民Sanderson家に連なるものである。

564 Lexington St (07/01/2023)

North Lexington Street Historic District

19世紀末から20世紀初めに建てられた家が数件残っているエリア。

520 Lexington St (07/01/2023) – Colonial Revival styling
528 Lexington St (07/01/2023) – Second Empire style
536 Lexington St (07/01/2023) – Colonial Revival styling

Hagar-Smith-Livermore-Sanderson House

市内で最古の家の一つ。一部は1716年にさかのぼるとされる。19世紀半ばに改装され、Italianate stylingの要素が加えられた。

51 Sanders Ln (07/01/2023)

Newell D. Johnson House

1894年に建てられたQueen Anne styleの家。Newell Johnsonは歯科医であった。

428 Lexington St (07/01/2023)

Perez Smith House

1851年に建てられたGreek Revival/Italianate styleの家。

46 Lincoln St (07/01/2023)

Sanderson-Clark Farmhouse

1831年に建てられたFederal styleの農家。農場は20世紀初頭まで存続していたという。

75 Lincoln St (07/01/2023)

Nathan Sanderson I House

1783年頃におそらくNathan Sanderson Iにより建てられたFederal  styleの家。1707年頃にできた彼の叔父の家の跡に建設された。Sanderson家はこの地域の初期の移民。

107 Lincoln St (07/01/2023)

Nathan Sanderson II House

この家の最古の部分は1698年にさかのぼるとされる。1816年頃にNathan Sanderson Iの息子Nathan Sanderson IIにより、父の家の隣である現在地に移された。その際に家はかなり改造され、Greek Revivalの要素が加えられた。

111 Lincoln St (07/01/2003)

Elijah Fiske House

1801年頃に建てられたFederal styleの家。家を建てたElijah Fiskeの息子Luke はWaltham銀行の最初の頭取となった。

457 Lincoln St (07/01/2023)

First Congregational Church

RomanesqueとGeorgian Revival様式を併せ持つ教会で、1870年に建てられた。

730 Main St (06/24/2023)

Francis Buttrick Library

1915年に建てられたGeorgian Revival styleの図書館で、資金は大地主Francis Buttrickの遺贈により賄われた。

741 Main St (06/24/2023)

Christ Episcopal Church

1849年に建てられたPeabody and Stearnsの設計によるAmerican Shingle styleの教会。自然石を積み上げたような尖塔が特徴。

750 Main St (06/24/2023)

United States Post Office-Waltham Main

1935年、大不況時代にWorks Progress Administration(雇用促進局、ニューディール政策の一環だっ)のプロジェクトで建てられたもの。Classical Revival style。

774 Main St (06/24/2023) – ‘Waltham’の前半が板で覆われている。。

Prospect House

11 Hammond St (06/24/2023)

「The Prospect Houseはtavern(歴史的に存在した宿屋兼飲み屋のようなもの)およびホテルとして、1839年にMain Stに建てられた。この通りにあった多くのtavernの一つであった。このような宿はOld Conneticut pathを移動する旅行者には便利な場所であった。The Prospect HouseはMain Stにあったtavernの中で唯一現存するもので、精巧なGreek Rivivalの建築様式も注目される。もとはProspect Stに面していたが、1909年に現在のように向きと位置をずらして、アパートメントとして生まれ変わった。」

歴史的には、Bostonより西に向かいWorcesterなどを経てConneticut川に至り、そこから川沿いを下ってHartfordに向かうルートが早くから開発された。鉄道路線もこのルートに従ってまず敷設され、現在の海岸沿いに下るルートが主となったのは19世紀も後半になってからである。

Benjamin F. Clough House

1855年頃に建てられたGreek Revival styleの家。Benjamin Cloughは靴の製造を行っていた。

42–44 Prospect St (06/24/2023)

United States Watch Company

United States Watch Companyは、American Waltham Watch Companyから独立した会社。この建物は1886年に建てられ1901年に拡張されている。他社に買収されながらも1989年まで時計製造業に使用されていた。

256 Charles St (06/24/2023)

Building at 202-204 Charles Street

1913年に建てられたColonial Revivalの特徴を持つ家。当初よりレンタル用の物件として使用されている。

202–204 Charles St (06/24/2023)

Francis Buttrick House

1852年以前に建てられたGreek Revival styleの家。1860年にFrancis Buttrickが現在地に移築。

44 Harvard St (06/24/2023)

Charles Street Workers’ Housing Historic District

1865年に建てられた労働者階級の住宅街で、当時はアイルランド系の人々が多く住んでいた。

128–144 Charles St (06/24/2023)

East Main Street Historic District

19世紀半ばに建てられたGreek RevivalやItalianate styleの家が多く残っている。

428 Main St (05/06/2023) – Francis Blanchard House
436 Main St (05/06/2023) – Lyman Reed House

Henry Stewart House

1900年頃に建てられたJacobethan styleの家。慈善家Cornelia Warrenの庭師の家で、John A. Foxにより、17世紀のイギリスのカントリーハウスのデザインをもとに設計された。

294 Linden St (05/06/2023)

Joseph Andrews House

1851年に建てられたItalianate styleの家。Joseph AndrewsはSwedenborgian教会の長老だった。もとは1.6haの敷地内にあったが、土地が分割された際に移設され、邸宅の両翼の部分は取り除かれた。

258 Linden St (05/06/2023)

Frank J. Tyler House

1894年に建てられたQueen Anne Victorianの家。Frank J. Tylerはボストンの農業機械製造業者だった。

238 Linden St (05/06/2023)

Dunbar-Stearns House

Peter Dunbarが1846年頃に建てたときにはGreek Revival styleだったが、1892年にJoseph Stearnsが購入し改築、Queen Anne styleになった。

209 Linden St (05/05/2023)

Linden Street Bridge

1894年、Central Massachusetts Railroadの橋としてつくられた。この鉄道はNorth Cambridgeと西方のNorthamptonを結ぶものであったが、並行するFitchburg線(現在はMBTAのコミューター路線)に押されて廃止となっている。

Linden St (05/06/2023)

Eastern Middlesex County Second District Court

1938-40年にできたArt Deco styleの裁判所。Cambridge出身のR Grecoの設計。

38 Linden St (05/06/2023)

Grove Hill Cemetery

1703年にできた墓地。著名人としてはNathaniel P BanksCharles Giddingが埋葬されている。

290 Main St (05/06/2023)

Brigham House

1893年頃に建てられ、Queen Anne, Shingle, Colonial Revival styleを併せ持つとされる。このあたりでは1890年代に住宅開発が始まり、この家はボストンの保険業者であったElla and Elijah Brighamが購入している。

235 Main St (05/06/2023)

Gore Place

1806年にできたカントリーハウス。法律家・政治家のChristopher Goreによりつくられ、LafayetteDaniel WebsterJames Monroeらが訪れている。現在は公園として開放されている。

52 Gore St – 1793年にできた馬車置き場 (05/06/2023)
館 (05/06/2023)
芝生でピクニックもできる。(05/06/2023)
農場部分もあり、羊を飼っている。(05/06/2023)

Wilson’s Diner

1949年、Worcester Lunch Car Companyによりつくられ、この地に運ばれたダイナー。SomervilleのRosebudと同じ会社によるダイナーである。

507 Main St (04/29/2023)

Hager-Mead House

1795年、Watertownから移ってきた農夫のSamuel Hagerにより建てられ、1796年に鍛冶屋のStephen Meadに売却された。

411 Main St (04/29/2023)

Richard Holbrook Houses

1844年のGreek Revival styleの二軒長屋のような家。Richard Holbrookにより建てられた。1886年にPatrick Welchという人物が片側を買い、1892年まで2軒は別々に所有されていた。

29–31 Heard St (04/29/2023)

St. Mary’s Roman Catholic Church Complex

教会は1858年に建てられたRomanesque Revival styleのもの。他に1872年のSecond Empire styleの牧師館などを敷地内に含む。

133 School St (04/29/2023)

First Parish Church

1933年に建てられたClassical Revival styleの教会。教団の歴史は1695年頃にまでさかのぼり、この建物は1838年に建てられたものが火事で失われたため新築したもの。

87 School St (04/29/2023)

Josiah Beard House

1844年に建てられたGreek Revival styleの家。Joseph Beardは町の行政委員で州議会の代表にもなった。

70 School St (04/29/2023)

Waltham High School

1902年に建てられたRomanesque/Classical Revival styleの高校。1920年代に拡張されたが、1969年に高校は移転。その後、放置期間、改修を経て、現在は中学校として使われている。

55 School St (04/29/2023)

John M. Peck House

1843年に建てられたGreek Revival styleの家。John Peckは地元の帽子屋で政治家でもあった。彼はここに2年だけ住み、他の人に売却している。

27 Liberty St (04/29/2023)

Marshall Smith House

1846-7年頃に建てられたGreek Revival styleの家。Marshall Smithは椅子や引き具をつくる職人だった。

26 Liberty St (04/29/2027)

William Gibbs House

おそらく1840年代に建てられたGreek Revival styleの家。William Gibbsは帽子職人だったが、彼はのちに別の帽子職人に家を売却している。

14 Liberty St (04/29/2023)

E. Sybbill Banks House

1892年に建てられたQueen Anne stylingの家。政治家・軍人であったNathaniel P. Banksの独身の娘E. Sybbill Banksのために建てられた。彼女自身は地元の劇場で活躍したり、Somervilleの郵便局長を務めた。

27 Appleton St (04/29/2023)

The Oxford

1897年に建てられた3階建のColonial Revivalのアパートメント。

4 Adams St (04/22/2023)

Fuller-Bemis House

1776年頃に建てられたGeorgian stylingの家。

41–43 Cherry St (04/22/2023)

Royal E. Robbins School

1901年に建てられたGeorgian Revival styleの学校。Waltham Watch Companyの創設に力を発揮したRoyal E. Robbinsにちなんで名づけられた。現在はコミュニティセンターになっている。

58 Chestnut St (04/22/2023)

Aaron Martin Houses

1892-1900年に建てられたColonial Revival styleの2軒の家。Aaron Martinは不動産投資家であるとともにWaltham Watch Companyの社員でもあった。彼はAaron Martin Houseも建てている。

188–194 Adams St (04/22/2023)

Charles Baker House

1880年代に建てられたStick styleの家。Waltham Watch Companyの労働者が住んでいたが、1868年にCharles Bakerが購入している。彼はのちにCharles Baker Propertyの所有者ともなった。

107 Adams St (04/22/2023)

Charles Baker Property

1881-3年に建てられたWaltham Watch Companyの労働者のための家。1886年にCharles Baker Houseの所有者でもあった同社員のCharles Bakerが購入している。

119–121 Adams St (04/22/2023)

Lenoir Dow House

1888年に建てられたQueen Anne Victorian様式の家。Waltham Watch Companyの労働者が住んでいた。最初のオーナーLenoir Dowは機械工だった。

215 Adams St (04/22/2023)

Wetherbee House

1892年に建てられたQueen Anne styleの家。Frank W. WetherbeeはWaltham Watch Companyの現場監督だった。1997年にRobertとJuana Ham McDougallが家を購入、大幅に改築した。

357 Crescent St (04/22/2023)

Charles Byam House

1886年に建てられたQueen Anne styleの家。Charles ByamはWaltham Watch Companyの工場監督だった。

337 Crescent St (04/22/2023)

American Waltham Watch Company

19世紀において米国の時計製造業をリードしたWaltham Watch Companyの工場施設群。1854年に最初の施設が建設され、増改築を繰り返しながら1962年まで操業を続得た。現在は住居、商業、工場など様々に利用されている。

185–241 Crescent St (04/22/2023)
185–241 Crescent St (04/22/2023)
185–241 Crescent St (04/22/2023)

Henry N. Fisher House

1881-6年頃に建てられたQueen Anne Victorian様式の家。Henry N. FisherはWaltham Watch Companyの現場監督であり、1880年代には市長を務めた人物。

120 Crescent St (04/22/2023)

Gilbert Colburn House

1870年頃に建てられたItalianate styleの家。Waltham Watch Companyの労働者たちが住んでいた。

110–112 Crescent St (04/22/2023)

Henry C. Hall House

1872-4年に建てられたSecond Empire styleの家。Henry Hallは地元の薬局の共同経営者だった。

107 Crescent St (04/22/2023)

Robert Murray House

1859年頃に建てられたItalianate Victorian様式の家。

85 Crescent St (04/22/2023)