Commuter Railの話題。
Sharon Station
Providence/Stoughton Lineの駅でBoston-Providenceを結ぶ幹線上にある。1835年、Boston and Providence Railroadの開業ともに誕生。現在の駅舎は1936年のもの。




駅動画とCanton Junctionとの往復。
Stoughton Station
Providence/Stoughton Lineの駅でStoughton支線の終着駅。現在残っている駅舎は1888年に建てられたものでNRHPに指定されている。土日祝日は列車はない。



駅動画。
Canton Center Station
Providence/Stoughton Lineの駅で、1844年開業のStouhghton行きの枝線にある。Canton Junction Stationからは1kmくらいしか離れていない。中心街の近くにある。土日祝日は列車はない。


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Canton Junction Station
Providence/Stoughton Lineの駅でBoston-Providenceを結ぶ幹線からStoughton行きの支線が分岐する。1835年、Boston and Providence Railroadの開業ともに誕生。1844年にはStoughton線も開業した。MBTAのコミュータレールのほか、北東回廊を走るAmtrakも通るが、この駅には停車しない。Boston-Providenceの上下線、Boston-Stoughtonの上下線のためにそれぞれホームが設けられており、構内は巨大である。駅舎は1892年のものが残っており、Bradford Gilbert設計によるRichardsonian Romanesque styleである。





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South Waymouth Station
Kingston Lineの駅で、Bostonから出発するとBraintreeの次にあたる。もとは1845年開業のOld Colony Railroadの駅だった。鉄道の廃止後、旧駅舎は商店として使われている。1997年にMBTAが路線を復活させた際に、新しい駅が市街地の南側に設置されて現在に至っている。



駅動画。
Weymouth Landing/East Braintree Station
Greenbush Lineの駅でWeymouthの入り口。周辺は市街地になっている。Bus 225、Bus 226との乗り継ぎも可能。





駅動画。
East Weymouth Station
Greenbush Lineの駅でEast Weymouth地区にある。この地区の奥からQuincy Centerに至るBus 222の停留所が近くにある。



この駅はもともとStation Stにあったが、South Shore RRの廃止とともに放棄され、1970年に取り壊された。2007年にMBTAがGreenbush Lineを運行する際に、駅は現在のCommercial Stに新たに設置された。


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West Hingham Station
Greenbush Lineの駅でHinghamの中心街からは西に1マイルほど離れている。1990年代にMBTAが路線を復活させようとした際に、HinghamとSitutaeは騒音や安全性の懸念から反対していた。最終的にHinghamは、Hingham Squareをトンネルで通過させることで妥協、このためこの町は中心街の東西にNantasket JunctionとWest Hinghamの2つの(不便な)駅を持つこととなった。この交渉と工事のために、Greenbush Lineの開業は2007年と、Kingston Lineの1997年に比べて大幅に遅れている。




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Nantasket Junction Station
Greenbush Lineの駅でHinghamの中心街からは東に2kmほど離れている。1880-1932年までは、Nantasket Beach Railroadがここから分岐し、Nantasket Beachに向かっていた。South Shore RRの時代には、HinghamにはWest Hingham、Hingham、当駅、およびNorth Cohassetの4駅があったという。







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Cohasset Station
Greenbush Lineの駅でCohasset唯一の駅であるが、町の中心街からは西に3kmも離れている。South Shore RRの時代には、町にはBlackrock, Cohasset, Beechwoodの3駅があった。Cohassetでは海軍が施設間輸送のために引き込み線を設置している(1941-62)。





駅動画。
Needham Heights Station
Needham Lineの終点。Needham Heightsの項にもあるように、周辺は市街地となっている。



駅動画。
Needham Center Station
Needhamの中心街にある駅。Needham Heightsまで1マイル、Needham Junctionまで0.6マイルと近いので、この区間では列車は徐行する。



駅動画。
Needham Junction Station
その名の通り、かつてCharles River Railroadとその支線が分岐していた駅(Needham Lineの項を参照)。現在はジャンクション部分がわずかに残る程度で、駅の少し先で廃線は撤去されている。Newtonを経てWatertown Squareに向かうBus 59の出発点でもある。1906年の開業時にできた駅舎が、現在もアイスクリーム・パーラーとして使用されている。





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Hersey Station
1906年にCharles River Railroadの支線(Needham Lineの項を参照)とともに開業。ボストンから来た時にNeedhamで最初に停車する駅である。


駅動画。
South Station
North Stationとともにボストンのターミナル駅であり、7本のコミューターレール路線およびアムトラックの起点。Washintonとの間にAcela Expressが1日20往復、Chicagoとの間にLake Shore Limitedが1日1往復走る。地下鉄Redline、トロリーバスSilverlineの駅でもある。歴史的には鉄道各社がそれぞれ独立した駅を設置したのがルーツであり、それまで4つあった駅を統合する形で、1899年に駅舎が完成している。






駅の動画。
Newtonville Station
Framingham/Worcester Lineにある駅。1840年代に最初の駅がつくられ、1870年代には赤レンガ造りの駅舎が建てられたが、1960年代にMass Pikeの建設のために取り壊された。複線だが片側ホーム。Bus 553、554、556、59が近くに停車する。



駅の動画。
West Newton Station
Framingham/Worcester Lineにある駅。Boston and Worcester鉄道が部分開業した1834年には、ここから馬車に乗り換えて西進する客のためにRailroad Hotelが建てられた。1850年代に建てられた駅舎は今はなく、複線・片側ホームである。Bus 553、554が近くに停車する。



駅の動画。
Auburndale Station
Framingham/Worcester Lineにある駅。1840年代に開業、1881年にはRichardsonian Romanesque styleの駅舎が建てらたが、1961年に取り壊されている。現在は、Newton市内の他の駅同様、複線と片側ホームが残るのみである。Framingham/Worcester LineとGreen Line D Branchで書いたように、Green Line Dの終点Riverside駅との間に線路がつながっている。

駅の動画。
Wellesley Farms Station
Framingham/Worcester Lineにある駅。1886年、Henry Hobson Richardsonの設計により駅舎が建てられた。ニュートン市内の駅と異なり、この駅舎は現在も残っており、NRHPに指定されている。複線で両側にホームがある。


駅の動画。
Wellesley Hills Station
Framingham/Worcester Lineにある駅。1834年開業。1886年にHenry Hobson Richardson設計の駅舎が建てられた。現在は駅舎としては使用されておらず、Cafe Neroとなっている。複線で両側にホームがある。



駅の動画。
Wellesley Square Station
Framingham/Worcester Lineにある駅。1845年頃に開業。1889年にShepley, Rutan and Coolidgeの設計により、Richardsonian Romanesque styleの駅舎が建てられた。この駅舎は1962年に郵便局を建てるために取り壊されている。複線で両側にホームがある。

駅の動画。
Oak Grove Station
地下鉄Orange Lineの終点にしてコミューターレールのHaverhill Lineの駅でもある。
1845年開業のBoston and Maine鉄道の駅として1870年代に開設。鉄道の衰退に伴い1958年にはいったん閉鎖、しかし1977年にOrange Lineの終点として復活した。Haverhill線の駅としては、North Stationが故障したときやOrange Lineの不通時など、ピンチヒッターとしてのみ使われる状況だったが、2022年から恒常的な停車駅として扱われるようになっている。Bus 132、Bus 137が停車する乗り継ぎ駅であるが、これらのターミナル駅は隣のMalden Center駅になっている。





駅の動画。
Greenwood Station
Wakefield南部のHaverhill Lineの駅。House at 54 Spring Street、House at 118 Greenwood Street、Greenwood Union Churchなどが近くにある。



駅の動画。
Melrose Highlands Station
Melrose北部のHaverhill Lineの駅。


駅の動画。
Melrose/Cedar Park Station
Melroseの中央付近にあるHaverhill Lineの駅。バスの走る通りとは少し離れている。

駅の動画。
Wyoming Hill Station
Melroseの南端にあるHaverhill Lineの駅。Boston and Maine鉄道の駅として1850年までに開業していた。そのときは近所の住人の名前にちなんでBoardman’s Crossingと呼ばれていた。1851年には初代駅舎ができ駅名をWyomingと改称、1901年には石造の立派な2代目駅舎が完成したが、1977年に取り壊されている。1978年にMBTAが現在の駅名とした。Bus 132やBus 137が近くを通るが、乗り継ぎの便はない。


駅の動画。
Wakefield Station
Haverhill Lineの駅で、Wakefieldの中心駅。かつてのBoston and Maine Railroadの主路線にあり、構内に残る建物は、2代目駅舎として1889年に建てられた。1893年までにはWakefieldには6つの駅ができ、1日60本の列車が走っていたという。1968年に商業用に改造され、駅舎としての任務は終了している。


駅の動画。
Reading Station
Haverhill LineにあるReadingの中心駅。1845年、Boston and Maine RailroadがボストンとWilmington Junction間を開通させた際に駅が建てられた。1870年に2代目駅舎が建てられる。1960年に町が買い取り一時博物館となったが、1973年にMBTAが取得し、コミューターレールの駅とした。駅構内は1991年に再建されている。駅前にはBus 137が発着する。



駅の動画。
Wedgemere Station
Winchesterの南端にあるLowell Lineの小駅。1957年に建てられた最後の駅舎はわずか3年間のみ使用された後に放棄。2000年代の一時期にカフェとなったようだが、今は存続していない。少し歩けばEverett Avenue-Sheffield Road Historic District、Wedgemere Historic District、Firth-Glengarry Historic Districtをみることができる。

駅の様子の動画。
West Medford Station
Lowell Lineの駅。近くにBus 95の停留所があるが、お互いの接続はほとんど考慮されていない。Bus 80のBoston Ave/High St停留所からも歩いて10分以内ではある。19世紀には駅舎があったが現在は撤去されている。

Waverley Station
Fitchburg Lineの駅。Bus 554の起点である。



Brandeis/Roberts Station
Fitchburg Lineの駅であり、Brandeis Universityのそばにある。


Waltham Station
Fitchburg Lineの駅であり、かつてはWatertown Branch Railroadの駅でもあった。Moody Stを挟んで非常に長いプラットホームがあり、東側にNorth Station行、西側にFitchburg行の乗り場がある。





Porter Square Station
地下鉄Red LineおよびコミューターレールFitchburg Lineの駅であり、多くのバス路線も経由するがバスターミナルはない。地下鉄乗り場とコミューターレール乗り場は離れている。



Unition Station (Worcester)

1911年建設。1960年代までは様々な鉄道路線が行き交い栄えたが、1970年代より荒廃。1990年代に再興の機運が高まり、巨費を投じてリノベーションし、2000年に再オープンした。
駅舎内は驚くほどきれいである。駅構内は広大である。
ボストンのSouth Stationとを結ぶコミューターレール(Framingham-Worcester Line)が主な列車。ほかにBoston-Chicagoを結ぶAmtrakのLake Shore Limitedが1日に1往復通る。
駅周辺は散歩には適さないと思われるが、駐車場は充実している。