ボストンから西へ約11 km離れた市。1630年代より植民が始まっている。北側でWatertownとWaltham、南側でNeedhamとDedham、西側でWellesleyとWeston、東側でBrooklineとBostonに接する。13の村の「パッチワーク」であることが特徴で、それぞれに個性がある。大邸宅の立ち並ぶ街ではあるが、世帯年収は中央値で$176,000 (2022)ほど。ただし、市内の地域により$80,000-200,000までの格差がある。交通機関は各村の項目を参照。NHRPはWikipediaのリストに載っている。以下、村ごとに歴史的建造物をあげていくが、ThompsonvilleのものはNewton Centreに含まれている。
CHESTNUT HILL
Newtonでは東側に位置しボストンと接するが、この地名を持つ地区そのものはBoston、Newton、Brooklineの3つの自治体に分割されている。ボストンからであれば、グリーンラインB、C、DのいずれでもReservoirに到達できる。
The Chestnut Hill
1899年に建てられたTudor Revival styleの邸宅。Commonwealth Avenueを Auburndaleに延伸する事業に携わったDana Estesが住んでいた。
Dupee Estate
34,000 m2の土地に屋敷と馬車置き場、庭が広がる。1880-1年にPeabody and Stearnsの設計により建てられ、様式は”Ruskinian Gothic”や”Gothic, Stick/Eastlake”と形容される。1907-8年にかけてSolon Spencer Bemanにより改装され、Church of Christ, Scientistの創始者Mary Baker Eddyの終の棲家となった。
Old Chestnut Hill Historic District
このエリアの入植は1700年代にHammondらによって始まった。1886年に鉄道が開通してから開発が盛んになり、邸宅の立ち並ぶエリアとなっている。
Chestnut Hill Reservoir Historic District
Chestnut Hill貯水池とその近辺の施設を含む歴史地区。貯水池は1870年につくられ、1978年からは水源としては使われなくなった。しかし、2010の危機では急遽水源として復活している。(この際は私も水がなくて苦労しました。)
NEWTON CENTRE
Newtonの中心部で、商店街や公共施設が集まる。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、独特の豪華な住宅街が形成された。バス便も多くあるが、Centre Stを南北に縦断するBus 52は土日祝は休み。メインとなる交通機関は東西に走るグリーンラインDである。歴史的に”Center”ではなく”Centre”と表記する。
Monadnock Road Historic District
1910-20年代にかけて開発が始まった地区で、同時期に建てられた家が残る。
Boston Edison Power Station
1904年に建てられた発電所。現在は配電所として使用されている。
Newton Centre Branch Library
1928年に建てられた図書館。Tudor Revival style。現在はオフィスとなっており、新図書館はNewton Free Libraryとして、City Hallの近くにオープンしている。
First Baptist Church in Newton
1888年に建てられたRichardsonian Romanesque styleの教会。設計者はJohn Lyman Faxon。愛国歌My Country, ‘Tis of TheeをつくったSamuel Francis Smithが牧師を務めていたことでも知られる。
Weeks Junior High School
1930年に建てられた学校。1903-4年にNewtonの市長を務め、のちに下院議員などの要職を務めたJohn W. Weeksにちなんで名付けられた。
Union Street Historic District
Newton Centre駅と周辺の商業エリアを含む歴史地区。この地区は1880年代後半に鉄道が開通してから発展した。初代駅舎はHenry Hobson Richardsonとその後継者Shepley, Rutan and Coolidge事務所により設計されたRomanesque stylingのものであったが、1891年に建て替えられている。
Colby Hall
1866年にNewton Theological Institution (Andover Newton Theological School)の構内に建てられたもので、Second Empire/Romanesque styleの建物。キリスト教の慈善家で学校の会計も務めたGardner Colbyにちなんで名付けられた。
Newton Theological Institution Historic District
Newton Theological Institution (Andover Newton Theological School)の構内が歴史地区になっている。1931年、American Baptist Churches USAとUnited Church of Christの協力によりつくられた神学校である。周辺の住宅のいくつかも同時期に建てられたもので、歴史地区に含まれている。
Newton City Hall and War Memorial
Newtonの市役所は1932年、Allen & Collensの設計によりColonial Revival styleで建てられた。全体の景観はOlmsted Brothersのプラン。第一次世界大戦の記念施設ともなっている。
Capt. Edward Durant House
家屋と土地全体が歴史的遺構とされている。1732年、Edward Durant IIが92エーカーの土地を購入し、この家を建てたのが始まり。息子Edward Durant IIIは地元の名士とあり、独立戦争でも活躍した。1790年にJohn Kenrickがこの土地を買い取り、1833年に息子John A. Kenrickが相続、当時のニューイングランドでは最大の園芸店を始めた。現在は博物館となっている。
NEWTONVILLE
Newton Cornerの西、Nonantumの南に位置する。Massachusetts TurnpikeとコミューターレールのFramingham/Worcester Lineが東西に走っており、駅がある。中心街、歴史地区の多くは、これらの南側に位置している。Busは59が中心街のWalnut Stを南北に通り抜けるが、土日の本数は少ない。
Washington Park Historic District
Washington Pkは、Newtonvilleの中心街Walnut Stから東にのびる。この歴史地区には1870-1900年に建てられた家が多く残る。
Brandeis University President’s House
1913-4年に建てられたAmerican Craftsman styleの邸宅。州議員で作家、俳優、教育者でもあるLeland T. Powersが住んだが、1919年にアナーキストの爆弾攻撃を受け退去。1948年にBrandeis University (Walthamにある)が買い取り、最初の学長Abram L. Sacharが住んだ。また、第7代学長Jehuda ReinharzやLegal Sea Foodsの社長Roger Berkowitzが住んだことでも知られる。
学長はおそらく専用車で通勤したのであろうが、公共交通機関ならコミューターレールFramingham/Worcester LineのNewtonville駅からSouth Stationに出て、地下鉄Redline→Green Lineなどの方法でNorth Stationに行き、コミューターレールFitchburg LineでBrandeis/Roberts駅にようやくたどり着く。
Claflin School
1891年に建てられたRichardsonian Romanesque styleの学校で、William Claflinにちなんで命名された。
Newtonville Historic District
Newtonvilleの中心街にある歴史地区で、メインストリートとなるのはWalnut Stである。このあたりは19世紀半ばまで比較的に開発されていなかったが、1850年代にWilliam ClaflinがもとはWilliam Hullの所有していた広大な土地を入手し、開発が盛んになった。
Building at 1–6 Walnut Terrace
1887年、元州知事でNewtonvilleに住んでいたWilliam Claflinにより建てられた長屋式の家。
Central Congregational Church
1895年に建てられたRomanesque様式の教会。設計はHartwell and Richardson。現在はBoston Chinese Evangelical Churchとなっている。
Newton Corner
Newtonの東側にありBrightonと接する。かつてはボストンへ向かう路面電車や鉄道のターミナルだった。現在は、1960年代にできた幹線道路Massachusetts Turnpikeが通り抜ける。並行してコミューターレールのFramingham/Worcester Lineも走るが、Newton Cornerには駅はない。Busは553、554、556、558の起点となっているが、553以外は土日祝は走らない。バス停のあたりは東西に走るWashington St、Watertownへ向かうGalen Stが交差し、交通量も多く、Newton最大のビジネス・商業地区となっている。これに対して歴史的建物の多くは西側に多く位置している。
Farlow and Kenrick Parks Historic Distric
Kenrick ParkとFarlow Parkの周辺を含む歴史地区で、1840-80年代にかけて開発が進んだ。さまざまな様式の住宅のほか、教会など大型のランドマークもみられる。
Loren Towle Estate
1920-25年に建てられたGothic-English Revival styleの邸宅。不動産業者のLoren D. Towleにより、35の部屋、庭、テニスコート、車庫を備える計画だった。設計はArthur Bowditch、景観デザインはOlmsted Brothersが担当。1924年、Towleは邸宅の完成を見ずに死亡、翌年より建物はNewton Country Day Schoolとなった。
John Souther House
1883年頃に建てられたQueen Anne Victorian styleの家。
East Parish Burying Ground
1660年代にさかのぼる墓地で、市で「もっとも重要で感慨深い、そして壊れやすい」歴史的遺構といわれる。
Crafts Street City Stable
1895年に建てられた公共の厩舎・馬房。Colonial Revival style。のちに公共駐車場となった。現在は市の公共事業課の一部となっている。
Jackson Homestead
1809年にTimothy Jacksonにより建てられたFederal styleの家で、彼の農場内にあった。その息子William Jacksonは奴隷制度反対主義者であり、1833-7年には下院議員もつとめた。この家はCivil Warの前まで、黒人奴隷の逃亡を援助するUnderground Railroadの拠点としても使われた。現在は博物館となっている。
House at 60 William Street
1850年に建てられたItalianate styleの家。William StではなくJefferson Stにある。
NEWTON HIGHLANDS
1635年にはマサチューセッツ湾植民地総督だったJohn Haynesがこのエリアの大地主であった。長らく農業地帯であったが、19世紀半ばにCharles River RailroadがBrooklineからつながってから住宅が増えていった。現在の交通機関はGreenline Dの駅があるほか、Bus 59がNewton Highlands駅付近でD Lineと直交する。
Needham Street Bridge
1875年に建設されたCharles Riverにかかるアーチ橋。NewtonとNeedhamをつないでいる。
South Burying Ground
1802年に設立されたNewtonでは3番目の墓地。1803-1938年まで357名が埋葬されている。
City Stable and Garage
1926-7年に建てられた公共施設で、Flemish Revival design。馬車から自動車の移行期にできたもので、双方の収容に対応していた。
Newton Highlands Historic District
Newton Highlandsの中心街を含む歴史地区。住宅は1874-1911年に建てられたものが多く残る。
NEWTON UPPER FALLS
Newtonの西の境界を流れるCharles Riverにおいて、上流側で滝を形成している地域。Hemlock Gorge Reservationなど公園として親しまれている。交通機関としてはGreenline DのEliot駅のほか、NeedhamとWatertown Squareを結ぶBus 59も走っている。
Newton Upper Falls Historic District
Newton Upper Fallsは村全体が歴史地区とされている。
Echo Bridge
1875-7年にCharles Riverにかけられた橋。人道橋であるほかにSudbury Aqueductの一部でもあった。橋の下ではエコー音が聞こえる。
渡ってみた動画。
Saco–Pettee Machine Shops
1893年に建てられた工場建築。Otis Petteeは繊維工業の機械製造業者であり、1830年からこの地で操業し、事業は子孫に継承された。1893年には事業をパンチカード機械の製造に移行させはじめ、1897年にはSaco Water Power Shopと合併。製粉機械にも進出、1912年にはLowell Machine Shopsを合併し、事業は拡大していった。しかし1920年代に衰え始め、1932年には工場の操業は停止した。
WABAN
1846年にキリスト教に改宗したとされるNative AmericanのWaban族にちなんで名付けられた。19世紀半ばまでは果樹園や農場であったが、1886年の鉄道開通とともに住宅が増加していった。交通機関としてはGreenline DのWaban駅が利用できる。乗降客がいないとみなされると、電車は通過する。
Bartlett–Hawkes Farm
1736年にまで起源がさかのぼる家で、数回の拡張のあと、1915年に現在地に移設された。このエリアに40haの土地を持っていたEbenezer Bartlettが1736年頃に建てたとされる。息子Elisha は81haに農場を拡大、その息子Peregrine は農家のGeorge Hawkesに土地を売却した。屋根はSaltboxの特徴を持つ。
Strong’s Block
1896年に建てられたFlemish Revival styleの商業施設。
Waban Branch Library
1929年に建てられたTudor Revival styleの図書館。Newton Free Libraryの分館だったが、2009年初頭に資金問題で閉鎖。同年9月に独立したWaban Library Centerとして再開した。
NEWTON LOWER FALLS
Newtonの西の境界を流れるCharles Riverにおいて、下流側で滝を形成している地域。いくつかの滝を経て、川の水位は計5mほど下がる。隣町のWellesleyと接しており、商業地区もWellesleyにある。交通機関としては、MetroWest Regional Transit Authorityのバスが平日のみ走る。Greenline Dの終点RiversideおよびコミューターレールのWellesley Farms駅から、ともに歩いて1マイルほどである。
Newton Cottage Hospital Historic District
エリアの端、Greenline DのWoodland駅の近くにある。ただし道中にはI-95のICなどがあり、交通量は多い。病院自体は、1881年に村の小さな医院として始まった。次第に規模を拡大し、1894-1908年には多くの施設が建設された。現在はMass General Brighamのネットワークを構成する一員である。
Ware Paper Mill
1790年に建てられた製紙工場の一部。1938年まで紙が製造されていた。
St. Mary’s Church and Cemetery
1814年に建てられたGothic Revival/Federal styleの教会。数回の改装を経ている。付属の墓地は1812年から使用されている。
Newton Lower Falls Historic District
Newton Lower Fallsの歴史地区でSt Mary’s Church and Cemeteryの周囲に広がる。もともと水力を利用した製粉所や製材所が17世紀からつくられていたが、定住者が増え始めたのは18世紀に入ってからである。
AUBURNDALE
Newtonの西端、西はWeston、北はWalthamに接する。1963年まではNorumbega Parkというアミューズメントパークがあった。Mass Pikeとコミューターレールが村内を東西に貫通するが、どちらかといえば線路のこれらの北側に見どころが多い。交通機関としては、コミューターレール・Framingham/Worcester LineのAuburbdale駅がある。Bus505、558は平日のみの運行。
Brae-Burn Historic District
Auburndaleの南東端の未開発地域だったが、1911年よりCraftsmanおよびColonial Revival styleの家が多く建てられるようになった。Brae Burn RdとWindmere Rdに1940年までに建てられた家が多く残る。
House at 230 Melrose Street
1858年頃に建てられたSecond Empire stylingの家。
Plummer Memorial Library
1927年に建てられたTudor styleの図書館。Newton Free Libraryの分館だったが、財政問題のため2009年に閉鎖。現在は地域の独立した図書館として運営を続けている。
Whittemore’s Tavern
1724年頃にAuburndaleの初期の移民、William Robinson IIにより建てられた。1760年代にはTavernとして使われていた。
Auburndale Congregational Church
1857年に建てられたRomanesque styleの教会。Charles Edward Parkerによる設計。その後、数度にわたり拡張されている。
Walker Home for Missionary Children
宗教活動のために親から離れて暮らす子供たちの寮として、1913年に建てられた複数の建物からなる。
Harding House-Walker Missionary Home
1850年頃に建てられたItalianate stylingの家。Auburndaleの不動産に早くから投資していたSewell Hardingのものだったが、彼は1860年代に売却。その後はLasell Universityの寮になっていたが、1925年、Walker Home for Missionary Childrenの所有となった。
Lasell Neighborhood Historic District
1851年、女性の神学校として設立されたLasell Universityを中心とする歴史地区。このあたりはもともと農地であったが、19世紀の鉄道開通とともに住宅が増加していった。大学寮の紹介はLasell Universityのサイトに詳しい。
WEST NEWTON
NewtonvilleとAuburndaleに挟まれた区域。Washington StとElm Stの交差点あたりを中心に’West Newton Square’と呼ばれる中心街を形成する。Newton CornermNewtonville、Auburndale同様、Mass Pikeとコミューターレールが村内を東西に通り抜ける。見どころは南北におおむね均等に分布している。交通機関としては、コミューターレール・Framingham/Worcester LineのWest Newton駅があるほか、Nweton CornerとWalnthamを結ぶBus 553、554のちょうど中間地点にあたっている。
West Newton Village Center Historic District
中心街にある歴史地区。Washington Stを中心に、Newton Cornerに次いでNewtonで2番目に大きい商業地区を形成している。1690年には農地であったが、18世紀を通じて人口が増え続け、町も発展していった。現在でもNewtonの警察署と裁判所はこのエリアに建っている。
Railroad Hotel
1831年、Seth Davis Houseにより建てられたGreek Revival/Federal styleの建物。中心街に位置する。当初は駅馬車の宿泊所としてつくられた。1834年、Worcesterを目指す鉄道が最初にWest Newtonまで完成したとき、ここが列車から駅馬車への乗り換え施設として大いににぎわった。
First Unitarian Church
1906年に建てられたGothic Revival styleの教会。中心街に位置するランドマーク。建物はRalph Adams Cram、全体の敷地はFrederick Law Olmsted Jr.が設計した。
Second Church in Newton
1916年に建てられたGothic Victorian styleの教会。Allen & Collensの設計。Newton西教区は1764年、Newtonでは2番目にできたものであり、会衆の増加に伴いこの教会の建設に至った。中心街に近い場所にあるランドマーク。
Dr. Samuel Warren House
この家の最古の部分は、初期の移民William Williamsにより1716年に建てられたとされる。1751年に現在の大きさになり、19世紀に現在地に移設された。医師Samuel Warrenや教育者Nathaniel Topliff Allen Homesteadが住んだことでも知られる。
Levi F. Warren Jr. High School
1927年に建てられたColonial Revival/Georgian Revival stylesの学校。Bridgewater State Universityを卒業し、SalemとNewtonで21年間、文法の教師を務めたLevi F. Warrenにちなんで名付けられた。
Myrtle Baptist Church Neighborhood Historic District
このエリアは、1870年代からアフリカン・アメリカンのコミュニティが形成されており、Myrtle Baptist Churchはその中心であった。1880年代から1929年に建てられた家が多く残る。なお、エリアの一部はMass Pikeの建設により失われている。
West Newton Hill Historic District
中心街から南東に位置する住宅街で、1834年の鉄道開通から開発が始まった。これに際し、景観デザイナーAlexander Wadsworthにより32 haにわたる土地のレイアウトが行われた。1880-1900年に建てられた家が多く残る。
Peirce School
1895年に建てられたColonial Revival styleの学校。教育改革者Cyrus Peirceにちなんで名付けられた。1951年まで小学校として使用されていたが、現在は老人や障がい者の住居となっている。
Newton Street Railway Carbarn
1890年にNewton Street Railway Companyによって建てられた路面電車の車庫。このように木造の車庫が残ることは珍しい。現在はスーパーマーケットになっている。
House at 3 Davis Avenue
1853年頃に建てられたItalianate styleの家。
House at 15 Davis Avenue
1850年代に建てられたItalianate styleの家。
West Parish Burying Ground
1777年に設置された墓地。1855年に市営の大きな墓地ができ、ここは1891年の埋葬が最後となっている。一般には公開されていない。
Putnam Street Historic District
1834年の鉄道開通とともに住宅が多く建てられた地区。多くは1860年代にNewton Land Companyという会社によって区画された。
Nonantum
Native Americaのマサチューセッツ族の居留地で、17世紀、Wabanに住んでいたJohn Eliotがキリスト教の布教を行ったことで知られる。Busは59と558があるが、後者は土日祝は走らない。
Jonas Salisbury House (62 Walnut Park)
1847年頃に建てられたGreek Revival styleの家。NewtonvilleとNewton Cornerの中間に位置する。Jonas Salisburyは市内にいくつもの家を持っていた。85 Langley Rdにも彼の家がある。
Our Lady Help of Christians Historic District
Gothic Revival styleで建てられたカトリックの宗教施設で、教会、修道院、神父館、カトリック高校(Trinity Catholic High School)の4つの建物からなる。最初の3つはJames Murphyの設計で1873-90年、学校は1924年に建てられた。カトリック高校は2012年に閉校し、現在はプライベートスクールとなっている。
Agudas Achim Anshei Sfard Synagogue
1912年に建てられたRomanesque Revival-styleのシナゴーグ。正面扉上に「ダビデの星」を置いている。
Evangelical Baptist Church
1873年に建てられたGothic Revival styleの教会。Charles Edward Parkerが設計した。
Bemis Mill
Charles Riverの河岸に建つ工場。18世紀後半にダムが建設され、その後David Bemisが製糸工場を開業。1822年、上流のWalthamにあったBoston Manufacturing CompanyがDavidの娘Sethに1インチあたり$1,000でダムを低くすることを提案している。その後も所有者を変えながら20世紀前半まで工場として使用されていたが、現在はオフィスビルに転用されている。
OAK HILL
Newtonの中でも最南端に位置する村。比較的新しい建物が多く、歴史的建造物は少ない。交通機関はWatertownからNewton Centreを経てDedhamへ向かうBus 52のみだが、平日のみの運行である。
House at 215 Brookline Street
1693年頃に建てられたGeorgian stylingの家で、Saltbox形式(非対称の屋根でNew Englandに特徴的とされる)である。建て主のThomas Hastingsはこの地域の行政などに尽力した。
King House
1710年頃、初期の移民・Jonathan Dykeによって建てられたとされる、First Period(1626-1725にかけてイングランド植民地で使われた様式)の家。19世紀に少し改装され、地元の医師Noah Kingが住んでいた。
Dr. Henry Jacob Bigelow House
1887年に建てられたShingle styleの家。Henry Hobson Richardsonの設計。1846年にMassachusetts General Hospitalにおいて、初めてエーテル麻酔を行ったHenry Jacob Bigelowの家だった。1980年代にPBSの番組This Old Houseの企画でリフォームされ、コンドミニアムとなった。
Working Boys Home
1896年に建てられたRomanesque styleの孤児院。Newtonの南西端に位置し、NeedhamやDedhamに近い。建築費が高すぎて運営主体が破産寸前となったため、ホームレスの少年たちを入居させ、彼らが働いて得た賃金をシェアすることで運営されていた。1970年代までXaverian Brothersにより運営、現在はLeventhal-Sidman Jewish Community Centerとなっている。
以下はNRHPに指定されていないもの。
Post Office in Newton Lower Falls
一見、何の変哲もない郵便局だが、入口に石碑がある。
「1813年。
1927年10月、この石板はD.A.R(「アメリカ革命の娘」という団体)のLucy Jackson Chapterにより建てられ、Netwonの最初の郵便局の場所を示すものである。」
Trinity Parish of Newton Centre
Newton Centreにある教会。Centre StとHomer Stの交差点に建っている。1915-16年の建築。